【レイヤーズ・コンサルティングの書籍】

デジタルトランスフォーメーション経営 生産性世界一と働き方改革の同時達成に向けて

レイヤーズ・コンサルティング 編著

レイヤーズ・コンサルティング 編著
ダイヤモンド社
定価:本体1,800円+税
発行年月: 2017年9月
判型/造本:46上製
頁数:312ページ
ISBN:978-4-478-08418-2

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デジタルトランスフォーメーション時代の
創造的破壊者と向き合う

「Uber」や「Airbnb」をはじめとするデジタルトランスフォーメーション時代の企業たちは、既存の業界に全く新たな価値をもたらし、それまでのタクシー会社や宿泊施設といったプレーヤーにゲームチェンジをも迫る勢いだ。このような企業はその存在感からディスラプター(創造的破壊者)と呼ばれ、新進のEV(電気自動車)ベンチャー「テスラ」もその一つと評される。同社の時価総額が今年、自動車産業の祖とも言うべきフォードを上回ったニュースは記憶に新しい。

本書は、このような創造的破壊者たちが新たなる脅威・競合先として次々と誕生する中で、デジタル技術を駆使して日本企業の生産性を劇的に上げ、働き方改革も同時達成するデジタルトランスフォーメーションの要諦を、30年以上のコンサルティング経験を踏まえて解説している。

本書の大きな特長は、書名に示されているように、デジタルトランスフォーメーション時代に求められる「経営」に力点をおいてまとめられていることだ。

デジタルトランスフォーメーションについて、「対応が必要だとは思っているが、テクノロジーのことはよくわからない」と語る経営者もいる。それに対して本書では、デジタルトランスフォーメーションに対応するには経営者自らが危機感を持ち変化をリードすることが不可欠だと警鐘を鳴らす。

ぶっ飛んだ事業戦略によるビジネスモデル改革と
デジタル技術による超効率経営を具体的に解説

一方で本書の副題にもある「生産性世界一と働き方改革の同時達成」について、まずは付加価値向上に向けたビジネスモデル改革のための「ぶっ飛んだ事業戦略」の立て方と、超効率経営のために取り組むべき「時間管理の強化」「業務実態の見える化」などについて解説している。さらに、欧米企業と比べて特に生産性が低いとされるサービス業、ホワイトカラーの生産性向上と、製造業におけるデジタル技術を活用したさらなる生産性向上のための具体的施策をふんだんな事例を交えて紹介している。

内容はいずれも著者・編者のレイヤーズ・コンサルティングが実際にコンサルティングを行った事例などに基づいており、極めて実践的だ。

特筆すべきは、本書の帯にも紹介されている4名の著名な実業家が「業界の四賢人が語るデジタルトランスフォーメーションの衝撃」と題して、執筆に参加していることだ。それぞれの立場から日本企業がデジタルトランスフォーメーション時代にどう向き合うべきかが力強く語られており、日本経済を牽引してきた産業界の重鎮4氏の洞察力には大いに感心させられる。

前述したように、本書の読者は企業のトップマネジメントを念頭に置いているが、個々の実践的な内容は、現場で変革に取り組むミドルマネジメント層にも役立つだろう。デジタルトランスフォーメーションに関する知識を得たいという人はもちろんのこと、デジタルトランスフォーメーション時代に向けてどう変わるべきかを模索している人にとっても参考になる一冊だ。

レイヤーズ・コンサルティング

1983年に創業した日本発の独立系コンサルティング会社。一部上場企業を中心とする300社以上の顧客企業に対して、グローバル経営管理、コストマネジメント、成長戦略、業務改革、ITマネジメントなど700プロジェクトのコンサルティングサービスを提供している。

【書籍に関するお問い合わせ】

株式会社レイヤーズ・コンサルティング
マーケティング室/馬場・大友
TEL: 03-5547-1180
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