保有技術の応用によるコンシューマ市場向けサービスビジネス開発

クライアントが抱えていた課題

従来のBtoB業界での売り切り型ビジネスモデルを打破すべく、自社の保有する技術を応用し、BtoC市場を対象とした従量課金型ビジネスモデルを構築し新たな収益源確保を図っていくことを求めていた。ビジネスのアイデアおよびコンシューマー市場へのチャネルがないことから、外部コンサルに対して事業構想だけでなくパートナー探索から、ビジネスモデル設計及びユーザー開拓までを求められていた。

レイヤーズのアプローチ

ターゲットとなるエンドユーザーがどのような体験や経験を望んでいるか、SNS世代のソーシャルリスニング調査、デザインシンキングによるユーザー行動と潜在ニーズ抽出を実施(カスタマーフォーカス・アプローチ)。当該技術を活用しユーザにとって既視感ないアプリサービスを様々な角度から検討。EC系事業者の協業も合わせて検討をすすめビジネスモデルを設計。400近いアイデアから4つの実現可能なビジネスモデルを案出し、Eコマースでの実証実験を行い、サービスとしての成立性を検証。

成果と顧客満足

BtoB固有技術をEコマース上での販売に応用することで、ユーザーの買い物体験を劇的に向上させるとともに、Eコマース事業者にとって実購買率の向上、返品率低下を支援するサービスとして確立。SNSでの口コミ拡散により新しい顧客層の拡大にも寄与。コンシューマーのチャネルがなかったクライアントに変わり、ハンズオン型で市場・チャネル開拓を短期で実行し、ビジネスプロデュースを推進することで、今後の展開に可能性を見いだしていただいた。