インド市場への参入と持続的な成功に向けて

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■２０１２年は、日本とインドが国交を樹立してから６０周年という記念すべき年になります。

■既に１２億人の人口を持つインドでは、引き続き人口が増加し、２０２５年には人口世界第１位になると予測されています。また、いわゆる中間所得層も劇的に増加しており、２０３０年には世界最大の中間層消費大国になると言われております。

■一方で、既に日本企業の多くが進出している中国では、人件費の上昇、経済成長の鈍化が指摘されております。また、残念ながら、反日デモによる日系企業への被害も相当程度に上っています。これらのいわゆる「チャイナ・リスク」に直面し、各企業にはアジア戦略の再考が求められています。

■その中で、多くの企業がインドに着目しています。インド経済は昨今若干の停滞がみられるものの、巨大なインド市場を目指して多くの外資がインドに参入しております。また、昨年発効した日印包括的経済連携協定（EPA）の影響もあり、引き続き多くの日系企業もインドに進出しております。

■日系企業のインド進出と現地での運営においては、多くの困難が伴うのが実情です。インフラ整備が遅れているほか、多様な言語・文化・生活習慣等への対応、政府との関係構築の難しさなどが指摘されております。それ以外にも、日本とは異なるニーズをいかに上手く捉えてマーケティングを行っていくのか、日本的な経営管理やコストマネジメントをいかに実践していくか、などの課題があります。

■上記のようなインドビジネスの現状と特性を踏まえ、レイヤーズ・コンサルティングは、提携するTATA STRATEGIC MANAGEMENT GROUPと共同で、「インド市場への参入と持続的な成功に向けて」と題するセミナーを開催いたします。レイヤーズ・コンサルティングは日本企業のグローバル展開支援に強みを持ち、TATA STRATEGIC MANAGEMENT GROUPはタタ財閥系のコンサルティング会社として、インドの事業環境を熟知しております。

■本セミナーでは、両社の持つノウハウを融合し、既にインドへ進出した日本企業・これから進出を目指す日本企業がインド市場で持続的に成長していくための方向性を、できるだけ具体的かつ実践的に説明していきます。

■年末のお忙しい中と存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。