2015/1/26

「目からウロコのレイヤーズ経営通信」31号 グローバル人事体制の確立

#トピックス

【31号の読みどころ】                                                    ~グローバル人事体制の確立~

グローバル人事体制の確立には次の2点が重要であると考えます。
 1)グローバル人材の発掘と育成
 2)グローバルシステム(制度、業務)の整備

 多くの企業がグローバル化を進めている中で、経営層が最も重要視している課題は「グローバル化を推進する人材の発掘・育成」です。

 グローバル人材における要件として、最も重要なのはリーダーシップであり、グローバル人材≒リーダー人材と定義づけることとができます。語学力や専門性が一般的にグローバル人材の重要要素として挙げられますが、語学力はあくまでもツールであり、習得せずとも代替手段は存在します。また、専門性(専門知識)についても同様です。語学力や専門性はグローバル人材の最重要要件ではありません。最も重要なのはリーダーシップ、それは、『勝ちへのこだわり』や『コミットメント(貪欲性)』さらには『他者への尊重と鼓舞』といった要素を強く持っていることです。

 ビジネススピードがより加速し、人材におけるグローバル化の波を回避することはできない状況の中、一足飛びにグローバル人材をベースとした人事体制の確立に到着することはできません。まずは、自らの環境・動向等を考慮した上で現実的な人材の発掘とその育成をシステマティックに進めることが鍵となります。

 次回はリーダーシップを中心とした具体的なグローバル人材要件の定義とそのアプローチについて述べます。

株式会社レイヤーズ・コンサルティング
バイスマネージングディレクター  出崎 弘史
コンサルタント 髙田 亮吾

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