本社・間接業務改革のコンサルティングサービス

労働生産性 ――― 「労働者一人当たり(時間当たり)で生み出す成果」を意味する指標。
日本の労働生産性は、OECD加盟国の中で低位に沈んでいます。
その原因の一つは、「本社・間接業務」にある、と当社は考えています。

・成果・付加価値につながらない仕事(非付加価値業務)の割合が高く、高コスト
・その状態を放置している、過去から受け継がれた仕事を漫然と続けている
・「付加価値につながる仕事が何か?」に答えられない

こういった体質から抜け出すためには、各本社・間接部門が果たすべき本来のミッション・生み出すべき価値を(再)定義し、その価値を創出するための業務を定め、その業務にシフトするために現状の非付加価値業務を見える化し、組織改革施策・業務改革施策・デジタル・IT施策を組み合わせて徹底的効率化を進める必要があります。

当社の本社・間接業務改革のコンサルティングは、非効率箇所を洗い出して取り除く「雑巾絞り型」アプローチに留まらず、「企業価値向上に貢献する本社・間接部門への変革・変身」をご支援します。

本社・間接業務改革のコンサルティングサービス

本社・間接業務改革のコンサルティングサービスについて、詳細をご紹介いたします。

  • 人事・組織業務改革
    「人と組織で最高のパフォーマンスを出す」等の人事の目的達成に向け、人事3ピラーモデル(CoE、HRBP、OPE)をベースに、人事組織のトランスフォーメーションを支援します。人事業務の標準化・集約化・テクノロジー活用等によるOPE(オペレーショナルエクセレンス)の追求と戦略人事業務シフトに向けたCoE(センターオブエクセレンス)・HRBP(ビジネスパートナー)の機能強化と人材シフトについて、企画・実践を行います。
  • 次世代シェアードサービス見直し
    オペレーション業務を徹底的に排除し、グループHQ/各社が本来行うべき業務(CoE/BP)に全精力を傾けられるよう、グループSSCへの集約化・BPO化、オペレーション業務の徹底的な標準化・DX化、そのうえでのCoE/BP機能の設計、グループSSCの組織設計・経営管理の仕組み構築をご支援します。
  • 経理財務部門改革
    経理財務部門改革とは、経理財務部門の高度化・効率化を目指し、グループ会計基準の整備、グループ財務戦略・税務戦略の最適化、グループ経理組織の見直し、経理プロセスの革新などを行うことです。経理財務部門のミッション・役割・あるべき姿の定義、戦略的役割の強化、専門家集団としてのグループ経理体制再編、デジタルテクノロジーを活用した業務プロセス改革などをご支援します。
  • 完全成功報酬型コストダウン
    完全成功報酬型コストダウンは、貴社の人件費(給料)以外のすべてのコストに対して、複数のアプローチによって価格の適正化、数量の適正化を実施し、コストダウンを実施いたします。コストダウンが実現した際にだけ、プロフィットシェアさせていただくソリューションです。
  • 営業間接業務改革
    営業担当者を価値を生まない仕事から解放し、時代に合った効果的な開拓手法を開発し、科学的なプロセス管理手法を導入していくことが必要となります。デジタルテクノロジーも組み入れた効果的・効率的な営業業務にシフトし、生産性を高めていくための営業間接業務改革をご支援します。
  • ECM・製品開発プロセス改革
    多様化する顧客ニーズに対応し、素早く商品提供を行うには製品開発期間の短縮が求められます。期間短縮には部門の壁を越えて並行して業務を進めながら情報連携を行うことが必要となります。本サービスでは、製品開発情報のデジタル化と商品企画から設計・生産準備業務の見直しによるコンカレント開発プロセスの導入を支援します。
  • 調達戦略・調達業務改革
    企業が持続的に成長していくためには、QCDを満たした安定的な資材調達が欠かせません。本サービスでは、外部環境の変化に柔軟に対応する調達戦略の策定と、戦略を確実に実行するための業務・IT・組織の変革を支援します。

本社・間接業務改革に関連するセミナーアーカイブ

本社・間接業務改革に関連するセミナーアーカイブ動画を配信しています。ご興味をお持ちいただけましたら是非お申し込みください。

コストを制するものはビジネスを制す!
~コスト競争力を高める原価企画と原価管理~

昨今、日本の製造業はインフレや円安、資源の争奪、気候変動・脱炭素、人手不足・賃金上昇、技術革新・生成AIなど激しい市場環境の変化によりビジネスモデル変革やサプライチェーン全体の見直しを迫られています。   そのようなコスト構造の変化が大きい環境下においては、開発段階での原価企画活動と量産段階での原価管理を徹底し、市場に受け入れられる価格・コストを作り込める企業がビジネスを制すと言っても過言ではありません。   今回は、基調講演に日野自動車 プロダクト推進部 室長 林 久嗣氏を招聘し、トヨタ自動車及び日野自動車で原価企画に長年従事されてきたご経験から、原価企画段階における原価作り込みの着眼点や在り方、原価企画を通じた人材育成についてご講演いただきます。   レイヤーズ・コンサルティングからは、これまでのコストマネジメントに関するコンサルティング実績にもとづき、開発段階における原価企画と量産後の原価管理の在り方について解説いたします。   【講演Ⅱ】原価をつくりこむ!開発プロセスと原価企画の融合 【講演Ⅲ】真実の原価を見よ!実際利益・総原価管理の実践

複雑化・肥大化するソフトウェア開発を効率化するデジタル技術の活用

製品の付加価値はハードからソフトへ大きくシフトしています。更にソフトの複雑さも、とてつもないスピードで増しており、市場の環境変化へいち早く追随するため、各社ソフトウェアファーストでの開発の重要性が増しています。   しかし、日本製造業では、ソフトウェア技術者の人員は少なく、投資もされていないのが実情であり、最適なソフトウェア開発・評価手法の未整備、評価に必要な設備投資(予算や導入期間)の不足、開発⼯程間での資産の活⽤不足など、ソフトウェア技術者は本来の開発以外の仕事に追われ、多忙を極めています。   また、自動車業界では、DX業界(GAFAM等)の製造業への参入も脅威となる中で、製造業各社はこれまでのやり方・価値観に縛られずに、DX流の考え方・プロセスを取り入れ、ものづくりで培った強みを融合させたソフト開発・開発シミュレーション環境の整備が急務です。   本セミナーでは、20年以上に渡って、豊富なシミュレーションの環境構築を通じ、トヨタ⾃動⾞のモデルベース開発を支援してきたトヨタテクニカルディベロップメント株式会社との共催で、「ソフトウェア開発におけるシミュレーション活用の必要性と、その際に直面する障壁」をテーマにパネルディスカッションを行います。   トヨタテクニカルディベロップメントからは「最先端のシミュレーション技術を活用した実例」、レイヤーズ・コンサルティングからは「ソフトウェア開発における他社取り組み事例・プロセス改革の方法論」についてそれぞれ講演いたします。

本社・間接部門のグレートリセット “業務改革”と“人の流動・循環”で勝つ

PBR1倍割れ、低い生産性に対し、資本市場からの改革要請が増えています。その改革の焦点の一つとして、これまで手をつけてこなかった、または手をつけたものの十分な成果が得られていない「本社・間接部門の改革」が再注目されています。本社・間接部門の業務・体制を根本から見直すには、業務改革と人事・人財改革の同時実践(グレートリセット)が必要と考えます。   株式会社people first 代表取締役 八木 洋介氏をお招きし、「日本企業の経路依存性」、「調整型人事からの脱却、競争型人事導入の必要性」、「スピーディーで大胆な全社改革」など、日本企業が行うべきアクションについてご講演いただきます。​   レイヤーズ・コンサルティングからは、 【講演Ⅱ】『価値創造本社になるためのグレートリセット』と題し、本社・間接部門オペレーションの抜本的な変革と、企業内外での人の流動・循環を戦略的かつ同時並行的に進めることにより、持続的に生産性・付加価値を高めていく考え方や具体的方策について、コンサルティング事例も交えて講演いたします。   【講演Ⅲ】『本社・間接部門変革の実践アプローチ』と題し、当社が目の当たりにした「成果に結びつかない業務改革」から学ぶ教訓や、経営陣・人事が一体となって進める改革の要諦・ポイントについて、本社・間接部門業務におけるBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の効果的な活用事例も交えて講演いたします。

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