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学術顧問
井手 秀樹
慶應義塾大学名誉教授 原子力発電環境整備機構理事2015年より慶應義塾大学名誉教授、株式会社レイヤーズ・コンサルティング研究顧問。
原子力発電環境整備機構(NUMO)理事、公益事業学会会長。ビジネスブレークスルー大学客員教授。専門は産業組織論、規制の経済学、公益事業論、競争政策。
独占禁止懇話会座長代理(公正取引員会)、情報通信審議会委員など多くの審議会の委員を兼任。
推薦メッセージ
レイヤーズ・コンサルティングの顧問をしております、井手です。
私がレイヤーズに顧問として就任したのは3年前です。
私の専門は、電力、ガス、水道といった所謂ネットワーク産業です。電気通信を含めたネットワーク産業の経済分析ということで、ネットワークエコノミーが私の専門でございます。このレイヤーズで、少しでもこの分野で貢献ができればと思い顧問に就任しました。
正直言いますと、3年前までレイヤーズ・コンサルティングの存在自体を知りませんでした。
学生にとって大変魅力的なコンサルティング会社というのは外資系も含めてたくさんあります。その中で、3年経ってレイヤーズにいくつかの魅力を感じました。
1つは、外資系も含めて大変大規模なコンサルティング会社がございますが、レイヤーズは300人弱のコンサルティング会社で、大きくもなく、小さくもなく非常に風通しの良いアットホームなコンサルティング会社として魅力的で、適正な規模だと思います。
2つ目は、よく経営のトップは1年目から責任ある仕事をさせ、プロジェクトを通じて人材を育成すると言っております。しかし私は、それに対して非常に疑問に思っておりました。果たして本当に1年目から顧客の抱える課題に対して、問題解決あるいはプレゼンできるのだろうかと疑問を持っておりました。けれども、そんな疑問は払拭されております。
つまり、新入社員であっても、問題解決、プレゼン能力、それからコミュニケーション能力というものがプロジェクトを通じて養われています。そして、色々な経験をすることによって1人前のコンサルタントとして成長しているということは、いくつもあるコンサルティング会社の中で非常に特異な会社だろうと思います。
そういう意味で、レイヤーズは日本発のコンサルティング会社としてこれから益々発展していくことだろうと思いますし、いろんな優秀な人材を集めて、この場で経験を積むことによって、優秀なコンサルタントがこのレイヤーズから出てくることに期待したいと思います。