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D2C

1.D2Cとは

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略で、メーカーやブランドなどの製造者が顧客と直接取引を行う形態を指すマーケティング用語の一つです。特にアパレル、美容品ブランドで多く採用されている手法であり、SNSやECサイトなどを介して顧客とコミュニケーションをとりながら製品販売を行います。従前から「メーカーによる自社サイトでの直販」がありましたが、D2Cという言葉が用いられる場合、米国のスタートアップ企業を中心に、近年発展したビジネスモデルを指すことが多くなっています。メーカー直販との具体的な違いとして、D2Cでは、商品そのものだけではなく、顧客へのサービスやコミュニケーションも提供していくことで、顧客体験などの提供価値や顧客との関係性をより高めていこうとするものです。D2Cが注目されている背景としては、SNSによって製造者と顧客とのコミュニケーションが容易になったことや、顧客ニーズが多様化していることにより、それぞれのニーズを把握し、それに合わせて生産を行う必要に迫られていることが挙げられています。

2.企業がD2Cを導入するメリット

  1. 顧客との長期的関係の構築につながりやすい
    顧客と直接コミュニケーションをとることで、個々人に合わせたアプローチを行い、顧客と良好な関係を構築することができます。顧客の不満、購入傾向などを情報収集・分析し、スピーディーに改善を図っていくことで、顧客のストレスを早期に解消し、継続的な購買・利用の実現につながっていきます。
  2. マーケティング施策を立てやすくなる
    直接顧客とやり取りを行うことができるため、素早くフィードバックを得ることができ、それにより蓄積された情報をもとにマーケティング施策を打ち出すことができるようになります。

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