• 小林 英幸
    顧問

    小林 英幸

    SBI大学院大学経営管理研究科 研究科長・教授
    トヨタ自動車株式会社 元原価企画部長

    1980年名古屋工業大学工学部情報工学科卒業、トヨタ自動車工業株式会社入社。2011年名古屋商科大学大学院マネジメント研究科修了、MBA。2017年名古屋大学大学院経済学研究科後期博士課程修了、博士(経済学)。2009年大阪市立大学非常勤講師(国際管理会計論)、2011年から名古屋工業大学非常勤講師(自動車工学概論)。トヨタ自動車では内装設計、製品企画、原価企画に従事。1989年から3年間設計者として、及び2003年から4年間原価企画部長として、米国勤務。2012年から4年間、原価企画社内教育主任講師。

推薦メッセージ

私はトヨタ自動車で原価企画に長年携わった後で、2年ほど前に大学に勤め始めました。

 

研究者になって思うのは、原価企画の研究が経理の視点、目標を与える視点ばかりでなされてきていることです。そこに私は問題意識を持っていまして、研究だけであればいろんな視点があって良いと思いますが、実務の世界も、実は企業の中にも、下手をするとコンサルティングをされている方も、原価企画は経理の仕事だと思っておられる方が結構いると思います。そこでレイヤーズのことを言いますと、そんなことは当たり前に違って、経理の視点も大切なんだけども、より大切なのは目標原価をどうやって達成するか、達成するための活動であり、組織であり、そういうところがもっと大事なことだと良く分かってらっしゃる。

 

私の知る限りでは唯一無二の存在だと思っております。

 

認識が私と同じからなのか、飛び切り優秀な人たちばかりだからなのかは分かりませんがレイヤーズの方にお話をしますと、その直後にご自分のノウハウとして発信するようになります。

 

例えば、1時間ほど私が話したところで、少し遅れて別の方が入ってこられたとします。実際にそういうことが何度かあったのですが、そうすると私が1時間で話したことを、要点だけ15分で的確にお話しすることができる。1回聞いてるだけなのに、本当にすごいと思います。

 

私は3つ4つのチームの方と関わっているんですけれども、私が話したことは翌日には全員に共有されている。その共有のスピードもすごいと思いますし、本当に粒ぞろいな方が揃っていると思います。

 

それからコミュニケーション能力の高さにも感心しています。まず傾聴ということができる。じっくり人の話を聞いて理解する。それから、質問する力も素晴らしいと思います。

 

私の場合も、それなりに30数年の経験が詰まっていると思いますが、自分で好きなように話しなさい、と言われると表層的なことしか話せないです。それがレイヤーズの方々に質問されることによって、いろんなことが、自分の中で眠っているものが引き出されたと思います。

 

これは、クライアントの方々とお話をする時に、クライアントの方々が抱えていらっしゃる問題点を上手に引き出されるというところにも、役に立っているのだろうと思います。

 

※インタビュー撮影:2018年10月

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