• 河田 潤
    顧問

    河田 潤

    株式会社みずほフィナンシャルグループ 元常務取締役

    みずほフィナンシャルグループ(日本興業銀行)経営企画担当常務取締役、UCカード専務取締役、投資会社社長を経て、2008年12月より当社MAチームの常勤顧問に就任。
    20年におよぶMAアドバイザリーサービス経験を有する。
    エコノミストを経て、80年代後半から90年代初頭にかけて、クロスボーダー(IN-OUT、OUT-IN)の買収案件を担当。90年代半ばにNY副支店長兼米州投資銀行部長として、PE投資、証券化、シンジケートローンのアレンジャー業務を拡大。
    投資会社社長時代には、企業再生やレイターステージベンチャー等多数の投資案件や売却案件を手懸ける。

推薦メッセージ

顧問の河田です。

 

私は日本興業銀行から、最終はみずほフィナンシャルグループの常務取締役を退任して、その後こちらの顧問をやっております。もうかれこれ10年位、顧問の中でも長い部類だと思います。

 

私が主にお手伝いさせていただいているのはM&A関連の案件、投資関連業務、それともう1つは営業マーケティングのサポートです。従って、内部会議とか実際の案件にレイヤーズの皆さんとご一緒する機会が大変多いです。したがって、レイヤーズの皆さんからは外の人というよりは半分中の人ぐらいの印象なんだろうと思います。私もその関係を大変ここちよく感じておりまして、顧問になってレイヤーズがとても気に入ったというか、良いなと思う部分が特に2つあります。

 

1つは業務系コンサルということで、レイヤーズの皆さんは企業の中に入り込んで何ヶ月も企業の方々と膝を突き合わせ、議論を戦わせながら仕事をしていること。

 

レイヤーズの若い人たちがお取引先と色々接触しているのを目にしていますと、お取引先から大変かわいがられている、信頼されているなと肌にしみて感じます。よく働いて、いい仕事をしているんだろうなと伝わってきます。これまでコンサル業務を近くで目にしたことの無かった私には大変新鮮でした。外部の人間がお取引先に行って、同僚であるかのように議論を戦わせながら、実に親密に仕事をしているということに新鮮な驚きを感じました。

 

もう1つは、みんな議論を自由闊達に戦わせること。

 

これが見事に明るく、元気なのです。相手がCEOであろうと、どんどん議論を仕掛けている。このような社風はすごく良いと思いました。

 

私は興銀時代、昔、興銀というのは戦後の資本不足、資金不足のときに長期資金を提供するという仕事をしていたのですが、その興銀は企業に対する戦略、アドバイスを大変得意としていて、そういうことに関して銀行の中で自由闊達に実によく議論をする、上も下も関係なく議論をするということで大変有名でした。「ディスカッション興銀」と呼ばれていたのですが、レイヤーズにはその当時の、そういう雰囲気を彷彿とさせるような、場合によってはもっと激しい情熱のほとばしりを感じる、そんな社風があります。

 

私は顧問に就任して3年くらい経ったとき、皆の前でスピーチをし、「レイヤーズはこれから大成長するよ、みんな気付いていないかもしれないけど、レイヤーズのやっている仕事は大変バリュアブルな仕事だ。皆もみるみる成長している。日本経済にとっても大変意味のある仕事になるから、これからレイヤーズは大成長する。みんな頑張れ」と檄を飛ばしました。皆さん半分「ほんまかいな」と感じたと思うけど、そのときの盛り上がり、自信の高まりが、その後6-7年でぐんぐん結実してきていると思います。特に、入ったばかりの若い人たちが2-3年すると凄く力をつけている。上の人も非常に腹をすえて、決然と若い人たちをつかっていくので、リスクをとってチャンスを与えることが、若い人たちの成長を非常に促しているように思います。

 

今の日本社会を見ると、ますますレイヤーズが日本社会に求められていると思います。興銀は戦後の日本経済に求められていた存在でした。今、日本の企業は資金については十分ありますが、無いのは人材なんです。
特に、変革の時代における変革を担うノウハウとスキルが無い。そういう人材に決定的に欠けている。それを持っているのがレイヤーズであると思います。

 

これから日本経済が直面しているAI化、デジタル化の時代にあって、まさにそういう能力を持ち、成長を続けるレイヤーズが日本経済、産業、そして企業に貢献していくことは間違いないと思います。

 

そういうオポチュニティに私もお手伝いできることが大変ありがたい、楽しいことであると考えております。これからのレイヤーズの成長を楽しみにしております。

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