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MDM(Mobile Device Management)とは、モバイルデバイス(携帯端末)を一元的に管理・監視する為のサービス・ソフトウェアの事です。MDMを利用する事で、管理者がモバイルデバイスの位置情報確認・リモートロック・紛失時のデータ削除・各種設定変更等が行え、また、遠隔での一括管理が可能になります。そのため、リモート環境での業務効率の向上・セキュリティ対策としての効果を期待されています。
MDMが導入される目的は、管理業務の効率化とセキュリティ対策の2点です。
MDMには複数の機能がありますが、主な機能は以下の4つです。 1.モバイルデバイスの利用状況把握 2.紛失時のセキュリティ対策 3.アプリケーションの配布・利用制限 4.デバイス設定の一元管理 これらの機能を複合的に組み合わせる事で、セキュリティ対策・管理業務の効率化を行っています。
MDM導入は以下の5ステップで行います。 1.MDMの利用条件検討 2.自社のセキュリティポリシーの確認 3.各MDMサービスの比較検討 4.導入・運用 5.モニタリング・改善 ※一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会より詳しいガイドラインが公開されています。 https://www.jssec.org/dl/MDMGuideV1.pdf
MDMはセキュリティ対策としては優れた手段ではありますが、モバイルデバイス自体はパソコンに準じる情報機器であり重要データが格納されている可能性も排除出来ないため、MDMが入っているからセキュリティも万全といった油断は禁物です。モバイルデバイスの紛失に際しては外部からの不正侵入の抜け道にスマホが悪用されるリスクもあり、MDMのシステム管理者に速やかに連絡しセキュリティ対策機能を発動しなければなりません。 また、最近のセキュリティ対策ではゼロトラスト(セキュリティリスクが顕在化する前提、顕在化しても業務を縮退運用してでも継続させる仕組み)という考え方が拡がり、セキュリティソフトに加え今まで以上にMDMの重要性も増してきています。
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