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バーチャルエンジニアリングとは、CAD、CAM、CAEの仮想統合されたデジタルプラットフォーム下で、3Dモデルと製造・開発・営業のデジタル情報を組み合わせ、開発、モノづくり、マーケット検討、サービス性等をバーチャルで検討する、普及しつつある新しいモノづくりのことです。 従来は製造したモノの品質が品質評価の考え方でしたが、これからの時代は開発プロセスと工業製品すべてを含むシステムの品質保証が重要な評価項目となります。
※CAD、CAM、CAEの説明は「デジタルエンジニアリング」を参照
開発プロセス改善とプログラムの品質保証を判断できるツール
組織がプロセスをより適切に管理できるようになることを目的として遵守するべき指針を体系化したもので、ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために、その組織の成熟度レベルを段階的に定義したもの
成熟度レベルは、以下の通り
レベル1:「初期」<レベル2:「反復できる」<レベル3:「定義された」<レベル4:「管理された」<レベル5:「最適化する」
開発プロセスとプログラム品質保証に関する契約ルール
当初はソフトウェアの契約ルールであったが、現在はシステム全体のプロセスアセスメント標準化にむけた契約ルールに拡大
契約ルールに必要な項目は、使用するアプリケーション、データフォーマット、プロセス品質、データ・モジュールモデルI/F、データトレーサビリティ、技術レベル・スキルレベル、DRイベント等
一般的に、自動車の型式認証は特定の国で製品の販売許可を得る際に要求されるものであり、そのため求められる要件は国ごとに異なる。自動車の型式認証は従来、実車に対する実際のテスト結果と、スタジオで撮影した形状写真を各国当局に提出していた。ところが数年前から欧州における型式認証では、実車ではなく、VR(Virtual Reality:仮想現実)による形状を表現したデータの提出が認められるようになった。
既に、欧州自動車メーカとサプライヤ間の取引では、自動車業界用SPICEに準拠した契約が求められる。それぞれの企業の開発プロセスが自動車業界用SPICEを遵守しているという証明が取引条件として必須となり、強力な規制になる。2020年から完全バーチャルテスト認証がスタート。
この流れは自動車業界だけに留まらず、すべての製造業に適用されると思われる。
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