2019.7.24
~企業の持続性は“人”で決まる~『人の“活力”を高める経営』
セミナーレポート
基調講演Ⅰ
「企業価値向上に向けた取組み」
・社員一人ひとりの価値の総和が「企業価値」
・「企業価値」を高めるための人の活力活性化施策
・実践されている健康経営
オリンパス株式会社
人事本部 人事部長
山崎 徹 氏
基調講演Ⅱ
「渋谷企業のイキイキな働き方~健康だけ経営の限界~」
・健康だけ経営の限界
・渋谷の各企業のイキイキな働き方取組みとその成果
株式会社ディー・エヌ・エー
CHO室 室長代理
平井 孝幸 氏
講演Ⅲ
「人の“活力“を高める経営の具体的実現方法」
・活力の視える化
・テーラーメイド人事の実践
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
経営管理事業部
マネージングディレクター
石井 哲司
講演Ⅳ及びクロージング
「人の“活力”を高める当社実践事例」
・コンサルティングファームが実施した施策とは
・プロフェッショナル集団としての活力の高め方
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
代表取締役CEO
公認会計士
杉野 尚志
2019年7月24日イイノカンファレンスセンターで「~企業の持続性は”人”で決まる~人の”活力”を高める経営」と題したセミナーを開催いたしました。
オリンパス人事部長の山崎徹氏は、映像事業、科学事業、医療事業をドメインとするグローバルカンパニーとして、2017年に経営理念を新たに再定義するグローバルプロジェクトを実施したことを紹介し、「企業として大きな目的を共有することが、社員の活力を引き出すことの基礎となると考えている」と説明しました。そして、エンゲージメントを高め、新たな理念を実現するための施策として、社員の働きやすさと活力を引き出す「働き方改革」「健康経営」の取り組みについて紹介しました。
ディー・エヌ・エー CHO室 室長代理の平井孝幸氏は、社員のプレゼンティーイズム(出社しているが生産性が下がっている状態)が見えない経済損失を企業にもたらしているとして、自らトップを巻き込んで「健康経営」の取り組みをスタートした経緯を振り返りました。そして、2016年から自社で様々な施策を実施するにあたっては、社員への押し付けにならないように組織文化や社員の気質にあわせた従業員目線のコミュニケーションを大切にしてきたことを強調されました。また、本来の健康経営の目的は「組織の活性化」「生産性の向上」であり、健康増進だけにフォーカスしすぎても本末転倒となってしまう、より本来の目的を実現するための健康経営を考えていくことが重要であると会場にメッセージを送りました。
レイヤーズ・コンサルティングからは、プレゼンティーイズムの解消と同時に「働き甲斐」「やりがい」を高めていくことが企業の生産性向上につながるとして、戦える絶好調のチームを作っていくためのソリューション「健康活力経営」について解説をいたしました。
また、実際に当社で行っている人財のイキイキ度をアップする施策についてもご紹介させていただきました。
日本に活力溢れる企業が増えることを願い、当社では引き続きご支援とソリューション開発を継続してまいります。
主催
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
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