KGI/KPIストラクチャ作成および経営コックピットシステムの導入により、マネジメントにおける質・スピードが向上。

「人・国・場所・変動に依存しないものづくり」、「デジタルマニュファクチャリング活用による利益創出」を目標とした生産革新プロジェクトの一環として本プロジェクトに携わらせていただきました。本部目標となるKGIから製造現場のKPI/現場数値までを全て繋げたKGI/KPIストラクチャを作成すると共に、OODAループを回すためのプロセス設計、経営コックピットシステムの導入までを実施しました。

成果

KGI/KPIストラクチャ作成により、日々の業務を始め、中計・年度計画・見込みの数値などのマネジメントにおける質・スピードが向上した。

お客様の課題

経営コックピット構想を実現するための、生産経営をする上で必要な指標が定まっていなかった。グローバル展開する事業活動を効率的に行うために経営と現場の両方の視点から見ていくべき数字を検討する必要があった。

レイヤーズのアプローチ

本部目標となるKGIから製造現場のKPI/現場数値までを全て繋げたKGI/KPIストラクチャを作成し、OODAループを回すためのプロセス設計、経営コックピットシステムを導入した。

お客様の「見たい」という気持ちに応え続ける

御社の企業概要について教えてください。

鎌田さま コニカミノルタはコニカとミノルタが2003年に統合して生まれた会社です。

コニカミノルタのDNAとしては、「見たい」を形にする、そしてお客様に生きがいを感じていただきたいということで、創業以来、お客様の「見たい」という気持ちに応え続けるということを大事に創業している会社です。

経営コックピット構想の実現に向け、徹底的に議論を行った

今回のプロジェクトについて教えてください。

鎌田さま 経営コックピット構想ということで、生産経営をする上で何を指標とすべきなのか、徹底的に議論しました。

間接効率と言ってもトップが右左右左言っていたら毎回毎回違う指標や違う観点での分析が必要だと思うのですが、生産として必要なもの、変えてはいけないものを大事に、しっかりとKGIとKPIのストラクチャーを作ろうよといったところから、0からのスタートでしたが、一緒に議論をしてKGI/KPIストラクチャーを作っていただきました。

その際、全部門の有識者を集めて、このKGIが悪かったらどのKPIを見ていくのかといったデータの連動性において、効率的な運用管理と確実に力をつけていくために何を見ていくのかといった点を徹底的に議論したことを記憶しております。

レイヤーズに対する評価としてはいかがでしょうか。

鎌田さま 数字の設計であったり、目標の設計をする上で何を大事にするのかといったところで、我々はどちらかというと技術や生産現場のことは詳しいのですが、経営という観点では経営者の一部の方や損益を見ている方々しか分からないところがあったんですよね。

それをやはり「現場のKPI」と「経営として本当に必要なこと、大事なこと」って何?というのを経営者目線と言いますか、経営のことをよく知っていて数字を理解している方々にフォローアップいただけたと、それがレイヤーズさんだったという風に思っています。

我々にないところをしっかりとケアして、強化して、プロジェクトの推進につなげられたことは非常に良かった点であり、評価している点になります。

コニカミノルタ株式会社

https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html
業種
電気機器 ・ 精密機器
従業員数
30,001名以上

コニカミノルタ株式会社は、カメラ・写真フィルムメーカーとして創業。140年間培った4つのコア技術「材料・光学・微細加工・画像」のシナジーを発揮させ、現在ではオフィスサービスからヘルスケア製品、プラネタリウムまで、多彩なビジネスを展開しています。

取材にご協力いただいた方

鎌田 隆史様

生産・調達本部 生産統括部 生産企画部 兼 デジタルマニュファクチャリング推進部 部長

※会社名、肩書きはインタビュー当時のものです。

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このプロジェクトの担当ディレクターコンサルタント

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