コングロマリット企業におけるガバナンス改革
クライアントが抱えていた課題
グループ・グローバル化の進展、事業領域の拡大により、HQのグループ経理部門として、グループ各社の決算・業績に関してガバナンスが利かなくなってきているとの認識を持っていました。
その中で、連結決算上、想定外の損失と言う『突然の驚き』が発生する事態が生じました。
「連結決算早期化の実現」および「決算数値に責任を持ち、突然の驚きの防止」の実現を図るグループ経理ガバナンス改革が求められました。
レイヤーズのアプローチ
グループ経理ガバナンスの確立のため、以下の施策を推進しました。
- グループ会計データガバナンスの整備
- 決算数値に関するレポートラインの整備
また、経理・財務・税務の各機能におけるガバナンスの利かせ方、地に足のついた実行可能な施策の立案、実行の進捗管理まで支援しました。
【図1】アプローチ方法
成果と顧客満足
経理の横串が通ったことで突発的な事項による経理面のサプライズを抑えることができ、決算日程の短縮にも貢献できました。
これにより、決算前に決算数値・課題点は把握し、課題点は監査法人と調整済の状況を実現しました。
また、経理人材の子会社派遣・ローテーションの実施や経理部門のグローバルな定期的ミーティングの開催を通じ、グループ経理ガバナンスを浸透させることができました。
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