ケーススタディ

大手製造業における補修用部品の受注・出荷業務のRPA自動化

レイヤーズ・コンサルティングの、大手製造業における受注出荷業務のRPAによる自動化に関する支援事例を紹介します。補修用部品の受注・出荷に膨大な工数がかかっていた中、RPA化が可能な業務を抽出しロボットを構築、業務の自動化と残業時間の削減を実現した事例です。

クライアント

大手自動車メーカーR社

業種

自動車・自動車部品

従業員数

30,001名以上

この事例のポイント

  • 課題:補修用部品の受注・出荷業務に膨大な工数がかかり、リードタイム短縮が求められていた。
  • 対応:RPA化可能な業務を抽出し、投資対効果を算出したうえでロボットを開発・導入した。
  • 成果:6割程度の業務自動化に成功し、残業削減や社員の労働時間平準化にもつながった。

クライアントが抱えていた課題

大手製造業のクライアントは、製品出荷後の補修用部品を国内外の市場から受注・出荷しているのですが、その業務にかかる膨大なワークロードの削減に迫られていました。
大小さまざまな種類のアフターパーツを、様々な国や地域から受注するとともに、代理店を通した直販チャネルはもとより、商社等の代販チャネルからの受注もあり、やり取りするファイルや資料も多く、多くの人手に頼っていました。
そのため、その工数の削減と処理のリードタイムの短縮を目指し、RPAによる業務の自動化に取り組みました。

レイヤーズのアプローチ

対象とする市場や販売チャネルとの業務を整理、可視化し、RPA化が可能な業務を抽出しました。
部門でかかる工数を業務別に調査・集計し、RPA化により自動化できる工数を算出し、RPA化の投資対効果を算出しました。
ロボットの構築にあたっては、市場別・チャネル別に共通化できる機能を部品化することで、開発期間の短縮を図るとともに、ロボットの開発品質の向上を図りました。
RPA化対象の業務は、受注や出荷はもとより、その後の入金消込等の会計処理も含まれることから、内部統制を考慮し、人手とロボットにより有効な業務プロセスの設計を織り込みました。

【図1】RPAによる自動化のイメージ:入金消込業務

成果と顧客満足

RPA化することにより、6割程度の業務の自動化に成功することができました。
結果として、社員の残業時間を削減することができたとともに、月末・月初の業務のピーク時の処理をロボットが処理することで、社員の労働時間を平準化することにも寄与しました。
RPAを導入することで、残業時間短縮をはじめ、社員の時間をより創造的な仕事に振り分けることで、社員の働き方が大きく変わり、クライアントからも評価いただけました。

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