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コロナから始まった混乱の時代は、カーボンニュートラル、ウクライナ問題と次々に大きな波が押し寄せ、まさに先の見えない時代に突入した感があります。刻々と変わる社会・ビジネス環境に対応するために、リスクを顧みず行動する「やんちゃ」な精神と、データ駆動による臨機応変な対応が重要になります。
本セミナーでは、国立情報学研究所 所長、東京大学 特別教授 喜連川 優 氏をお招きし、 コロナ禍での遠隔講義の超短期実現事例と、今日のデータ戦略の重要性についてご講演いただきます。
『わが国の大学は、『やんちゃ』の精神をもって、米国の一流大学に遅れることなく、授業の遠隔化を進めることが出来た。そこで真価を発揮したのがデータ戦略である。2月に発出されたEUデータ法案が注目される中、データの取り扱いが大きく変わる可能性がある。躍動するデータの世界を紹介する。』
また、レイヤーズ・コンサルティングからは、下記について講演いたします。
① データ戦略の5つの重要視点 ~真のデータ駆動を実現する~
「企業における背骨のデータを見極める」 「トップはプロセスでなくデータを理解する」「見たいデータは常に変わると心得る」「既存業務の完全システム化よりも、データの収集・分析に重きを置く」「データの収集・分析・実行を素早く多く回す(OODA経営)」といったデータ戦略の5つの重要視点から、スピード感のあるデータ駆動経営の実現方法を紹介します。
② データ戦略を基軸としたシステム構築 ~顧客と製品を背骨にした基幹システム変革~
ビジネスの多様化と不確実性の拡大に対応するためには、日々起こる変化に追従し、臨機応変に対応するデータ駆動経営への変革が求められています。顧客と製品・サービスをデータの背骨と捉え、販売情報や顧客利用情報、製品仕様情報、生産基礎情報などを有機的に繋ぎ合わせ、データ基軸で素早く対応する為の情報システムの在り方と構築方法を紹介します。
国立情報学研究所 所長 東京大学 特別教授、 総長特別参与(DX推進戦略) 1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。情報処理学会会長(2013-2015年)、日本学術会議情報学委員長(2014-2016年)などを務める。データベース工学の研究に従事。東京大学地球観測データ統融合連携研究機構長などを経て、2013年より国立情報学研究所所長。ACM SIGMODエドガー・F・コッド革新賞、電子情報通信学会功績賞、情報処理学会功績賞、全国発明表彰「21世紀発明賞」、C&C賞、IEEE Innovation in Societal Infrastructure Award、日本学士院賞などを受賞。2013年に紫綬褒章、2016年にはレジオン・ドヌール勲章を受章。ACMフェロー、電子情報通信学会名誉員、情報処理学会名誉会員。中国コンピュータ学会栄誉会員、IEEEライフフェロー。
株式会社レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役CEO 公認会計士 アーサーアンダーセン(現:アクセンチュア)を経て、1983年株式会社レイヤーズ・コンサルティングを設立。400名のコンサルティングスタッフを有する日本発のコンサルティング会社の代表取締役CEOとして現在に至る。上場企業に対し、経営戦略・成長戦略策定、人事戦略・人事制度・人事システム構築(人事・給与、タレントマネジメント)、グローバル経営管理制度の構築、会計システム・SCMシステム開発・導入、新規事業開発、業務改革等、経営課題に係る様々なコンサルティングプロジェクトを総責任者として多数実施。
株式会社レイヤーズ・コンサルティング DX事業部 マネージングディレクター 複数のコンサルティングファームを経て、現職。製造業、金融業を中心に数多くの上場企業に対して、IT導入に関わるコンサルティングを行う。IT戦略・構想策定、ITアセスメント、業務改革、開発PMO、パッケージ導入支援、導入後定着化支援など、IT導入の多岐にわたるプロジェクトリードの経験多数。
株式会社レイヤーズ・コンサルティング SCM事業部 マネージングディレクター 自動車、機械、精密機器などの製造業を中心にした上場企業に対して、グローバルSCM、グローバルPSI、製品開発基盤構築、コストマネジメントなどのECM/SCM領域のコンサルティング、システム構築を多数行う。事業会社とIT会社の経験を活かして、構想策定からシステム導入までプロジェクト全域の責任者を多数経験。
オープニング
■やんちゃ精神とデータ駆動経営の重要性について
■レイヤーズ・コンサルティングのご紹介
株式会社レイヤーズ・コンサルティング 代表取締役CEO 公認会計士 杉野 尚志
基調講演「『やんちゃ』とデータ駆動 ~コロナ禍で実証されたデジタルの要~」
■想定外への機動的対応を可能にする「やんちゃ」精神
■「やんちゃ」精神によるデータ駆動革新の必要性
■コロナ禍で真価を発揮するデータ駆動の最新事例
国立情報学研究所 所長 東京大学 特別教授 喜連川 優氏
講演Ⅰ「データ戦略の5つの重要視点 ~最速でデータ駆動を実現する~」
■企業における背骨のデータを見極める
■トップはプロセスではなくデータを理解する
■見たいデータは常に変わると心得る
■業務の完全システム化より、データの収集・分析に重点
■データの収集・分析・実行を素早く多く回す
株式会社レイヤーズ・コンサルティング DX事業部 マネージングディレクター 間部 裕之
講演Ⅱ「データ戦略を基軸としたシステム構築 ~顧客と製品を背骨にした基幹システム変革~」
■データ基軸で顧客と製品・サービスを繋ぐ。顧客と製品情報の関係可視化がもたらす、ビジネス変革
■データ基軸で設計BOM/製造BOM/サービスBOMの連動を実現するシステム構築
株式会社レイヤーズ・コンサルティング SCM事業部 マネージングディレクター 野路 令偉
質疑応答
※講演順・講演タイトルは変更になる場合がございます。
IT戦略/デジタル戦略
IT基本構想/RFP支援
SAP/ERP
基幹システム再構築
マスター統合
デジタルマーケティング・営業戦略
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