デジタル化戦略
日本企業を取り巻く経営環境の変化
デジタル技術の飛躍的な進化と拡がりにより、日本企業を取り巻く経営環境は大きく変わりつつあります。
デジタルネイティブかつ破壊的な競合相手の台頭
新しい競合相手は生まれながらにして高度なデジタル技術を身に付け、それらを前提とした全く新しいルールでの競争をしかけてきており、従来のビジネスのやり方を根底から覆す力を持っています。
デジタルネイティブ化していく消費者
顧客である消費者もデジタル技術と融合した生活様式へと移りつつあります。その拡がり、変化のスピードは、これまで日本企業が体験してきたものとは比較にならないものと言えます。
デジタルプラットフォームへの急速な移行
フィンテック、EC、SNSなど、経済活動や生活の基盤が、デジタルプラットフォーム上へと急速に移行しつつあります。
【図1】 日本企業を取り巻く経営環境の変化
日本企業の課題
デジタル変革の視点では、日本企業は4つの重要な課題に直面しています。多くの企業が過去のアナログ時代のビジネスプロセスや組織を維持し続けており、システム資産は進化を妨げる負の遺産となりつつあります。変革の方向を指し示すビジョンと実行プランも欠如し、それらを推し進めていくべき人材も圧倒的に不足しています。
【図2】デジタル変革の視点からみた日本企業の課題
デジタル戦略の考え方
デジタル戦略は、単なる最新技術ツールを当てはめるためだけの導入計画ではありません。急速に進化、デジタル化する経営環境に臨んで、どのような価値、体験を顧客に提供したいかというビジョンに基づき、資源配分、注力の優先順位をあらためて決めなおすことが求められています。
最新のデジタルソリューションに関する知見や洞察、ユーザーに対する理解、従来のビジネスプロセスやシステムの理解と将来にわたっての利活用、新たなソリューションとの連携等を盛り込んだうえ、中期経営計画との整合、補完も図る必要があります。
【図3】デジタル戦略の考え方
レイヤーズのデジタル戦略コンサルティング
当社のデジタル戦略コンサルティングのアプローチは3つのフェーズで構成されています。最初のフェーズは事業や組織、ビジネスプロセスのデジタル変革のビジョンを受けての変革テーマの設定です。同業種・異業種の多様なケースや知見をもとに、ビジョンの実現、成果に直結するテーマを具体的に選び出すものです。
続いてのフェーズではデジタル戦略のビッグピクチャー、全体構想を描きます。新たに適用していくべきデジタルソリューション、現行IT資産の利活用やモダナイゼーション、ならびにそれらの連携や融合をデザインします。3番目のフェーズは実行支援ですが、レイヤーズでは単にシステム導入の支援だけでなく、組織がデジタル変革を進めていく過程で必要となる様々な活動を支援しています。
特定のベンダーや製品に縛られることなく、豊富なコンサルティング、実務経験を有するコンサルタントチームが長期にわたり、貴社CDO/CIOの片腕として変革を支援、推進します。
【図4】レイヤーズのデジタル戦略コンサルティングのアプローチ
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