業務改革には社員変身プログラムも効果的!
~BPOで市場価値の高い人材に~

顧客から業務改革を求められることが多くあります。しかし、業務改革には顧客社員の意識改革(リスキル)も必要となります。Horizon OneはBPO(業務コストの変動化)を通じて社員変身プログラム(人材の流動化)も提供しています。

自社しか通用しない人材

厚生労働省の「職業別労働市場関係指標(実数)(平成23年改定)(平成24年3月~)」によれば、令和5年5月時点の有効求人倍率の平均が1.10倍に対して、事務従事者の有効求人倍率は0.42倍。一方で、顧客管理部門の方からは、「中心的な人材が転職・休職するケースが増えている」「採用したい要件の人材を採用できない」との声も多く聞かれます。企業が求める人材と求職される人材との間に、大きなミスマッチがあるのでしょう。
 
早稲田大学大学院経営管理研究科の入山 章栄教授は著書「世界標準の経営理論」の中で、「日本企業の多くはOJTなどを通じて“自社だけで通用する人材”を育成しがちだ」と述べられています。この“自社だけで通用する人材”が管理部門人材の流動化を阻害している大きな要因の一つです。
企業(求人側)は、自社で通用する人材しか育成していない。積極的なキャリア開発を志向する社員は転職してしまい、市場(他社)の求人者からは魅力的な会社に映っていない。
人材(求職側)は、現職でしか通用しない知識や経験しかない。市場(他社)で求める人材像と乖離がある。
 
当社の転職経験者は、自身の市場価値の検証(スキルの棚卸)、将来キャリア(新たな知識やスキル習得)に向けた投資、人材ネットワークの拡大、これらが転職を通じて自己改革/変身するステップ と話しています。
貴重な人材を他社へ転職させることなく、自社で市場価値を更に高めていく方法はないのでしょうか?副業制度もその一つでしょう。

【図1】職業別有効求人倍率

市場で通用する人材へ変身。変身100日プラン。

業務改革の相談が数多く寄せられます。多くの企業は管理部門の80%はオペレーション業務であり、CoEやBPといわれるマネジメント領域・ビジネス支援領域に人材をシフトさせる必要性を理解されています。
しかし、オペレーション業務の担当者の中には、マネジメント・専門領域やビジネス支援領域に関心をお持ちでない方・適任でない方もいらっしゃるのが現実です。またオペレーションに誇りをお持ちの方も多くいらっしゃいます。
そうした中で、どのように構造・業務改革をするのでしょうか?
 
Horizon Oneには約100を超える研修プログラムがあります。経理・人事の基礎知識・応用知識、各領域の理論、データ分析の手法、業務改善のアプローチ、Excel活用 等。これらのプログラムはHorizon One社員も受講しているプログラムです。
また当社BPOメンバーは希望すれば他プロジェクトに異動可能な制度を設けています。より専門的な業務のスキルを学びたい(例:債務→決算)、他業界の業務に従事してみたい(例:製造業→流通業)、他システムを利活用した業務運用に挑戦したい(例:基幹システム→他のERPパッケージ)、業務コンサルに携わりたい(例:BPOスタッフ→業務改善コンサル)等です。転職することなく、自社で市場価値を向上させられる取り組みを実践しています。
 
自社の変身プログラムを踏まえた変身100日プランを、顧客に対しても提供開始しました。オペレーション人材の変身と業務改革と顧客企業の発展を目指しています。

【図2】変身100日プラン(基本モデル)

事例紹介:リスキルと業務改革は一体

某情報関連企業の間接業務は、他社比較を踏まえても肥大化。当初は顧客自身での業務改革を目指していましたが、通常業務運用の優先度、現状踏襲のマインドセット、新規事業の急速な立ち上げの必要を理由として、自社での改革を断念されました。当社は全間接業務のBPOだけでなく、当社への在籍出向受け入れを通じて担当者のリスキルも支援しています。
本事例の変身100日プラン(概要)を紹介します。
 
Step1:意識改革(コンサルティングサービスを実際に経験)

  • 出向者の方々の不安を払拭するための十分なコミュニケーション
    (全プロジェクト紹介、全会議への出席を要請(全体像を理解してもらうため)、「嘘は言わない」を徹底)
  • 業務移管のための業務ヒアリングを通して、業務改革コンサルティングの手法を経験
    (担当業務の引き継ぎを通じて、作業目的・インプットとアウトプットの定義・他部門連携等の可視化の必要性を理解)

 
Step2:他流試合(他社業務を経験)

  • 攻守替えて、他社業務を実際に引き継ぎ・運用することの経験
  • サービスとしての業務運用と管理部門としての業務運用との違いの経験

 
Step3:業務改革の実践(業務の課題発見・解決施策検討・実行)

  • 実施の際に自らが実施している業務の課題発見、発見課題に対する施策検討
  • 他社業務経験と従来業務経験の違いの検証 等

 
上記の変身プログラムを通じて、オペレーション人材を3つの方向性での変身を目指しています。

【図3】事例紹介:BPOによる変身(スキルアップ)の方向性

変身メンバーの生の声

<変身開始から約7日後>

  • いい意味で“特別感”がなかった。毎日の挨拶、ちょっとした声掛けなど、社員の方と同様に接してもらえた。自分からも話しやすい場を作ってもらえて、自然と一社員として馴染むことができた。
  • 当初「出向」に対してネガティブな印象を持っていたが、各種社内会議に当然のように参加させていただき、同じ会社の一社員として受け入れてくれていると感じた。
  • 定期的な1on1ミーティングにより、自分達の意見や不明点・不安を解消する場を設けてくれたこと、さらには今後アサインされるプロジェクト紹介を早期に実施いただき、心の準備がしっかりとできた。

 
<変身開始から約30日後>

  • 自分がこれまでやってきた業務を根掘り葉掘り聞かれて、判断基準が曖昧だったことがわかった。
  • 今までずっと手間をかけて頑張ってきた業務が、あっという間に簡易ツール化されて、唖然とした。こんなにうまくできるのだったら、どんどん進めてもらいたい。
  • 通常業務を遂行しながら業務の引き継ぎも同時に実施することは時間的に無理と後ろ向きだったが、通常業務と引き継ぎの時間でメリハリがあるため、結果的に業務の遅滞も起きず、こちらも前向きに引き継ぎに協力する気持ちになれた。

 
<変身開始から約50日後>

  • 自社でも同じ業務をやっていたのにやり方が全然違っていて、こんなにあっさりしたやり方でいいのかとびっくりしたが、元からいたチームメンバーから、リスクをどうコントロールしているのかを教えてもらって納得した。
  • 印刷した紙を回して、終わったら判子を押して・・・という業務のやり方でずっとやってきたので、印刷しないでパソコン上で業務を行っていくやり方に慣れるのが大変だった。色々なツールの使い方を丁寧に教えてもらえたので良かった。

 
<変身開始から約90日後>

  • (ご関心のある方はご連絡ください)

Horizon Oneは全員レアカード。専門人材・業務経験者の宝庫。

Horizon Oneの正社員(BPOスタッフ)は全員実務経験者です。現時点(2023年7月1日時点)、事業会社・会計事務所/社労士事務所・BPO企業の出身者が約100名、そして顧客からの在籍出向者も多数在籍されています。また会計士・税理士・社会保険労務士も従事、更には基幹系システムの導入・運用保守の専門家も参画しています。そして地方在住の方、在宅勤務を余儀なくされている方も含めて、多様な人材の力や想いを紡いで高品質なサービスを提供しています。
Horizon Oneは全員がレアカード。100人の会社ではなく、1人×100の会社を目指しています。私たち自身の経験も踏まえて、Horizon OneはBPOを通じて顧客社員の強みを活かした変身、顧客企業の改革・発展を支援します。

【図4】全員がレアカード。Horizon Oneのサービス体制。

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この記事の執筆者

  • 松田 汎未
    松田 汎未
    BPO事業部
    マネージャー
  • 佐竹 早織
    佐竹 早織
    BPO事業部
    シニアコンサルタント