DX推進指標

DX推進指標とは

DX推進指標とは、各企業のDX推進への取り組み状況を簡易的に自己診断し、次の行動に繋がる気づきの機会提供を目的に2019年に経済産業省が策定した指標です。
具体的には、『DX推進のための経営のあり方、仕組みに関する指標』と『DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標』の2つから構成されています。
それぞれ定性指標と定量指標が定められており、各項目に関して、経営幹部、事業部門、DX部門、IT部門などが議論を交わしながら回答することで、自社のDX推進の成熟度について客観的に把握することができます。

 

  1. DX推進のための経営のあり方、仕組みに関する指標

    ・「DX推進の枠組み」(定性指標)
    ex.ビジョン、経営トップのコミットメント、事業への落とし込み

    ・「DX推進の取組状況」(定量指標)
    ex.DXによる競争力強化の到達度合い、DXの取り組み状況

  2.  

  3. DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標

    ・「ITシステム構築の枠組み」(定性指標)
    ex.ビジョン実現の基盤としてのITシステムの構築、ガバナンス・体制

    ・「ITシステム構築の取組状況」(定量指標)
    ex.ITシステム構築の取組状況

DX推進指標の背景

データやデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルが誕生し、各企業は競争力を保つためにDXを迅速に進めていくことが求められるようになりました。
しかしながら、多くの企業においてDX推進の取り組みは行われているものの、ビジネスの変革に繋げられている企業はごく一部なのが現状です。
2018年9月に発表した『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』における「2025年以降、最大年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」旨の指摘などを踏まえ、経営者や社内の関係者がDX推進への取り組み状況を自己診断し、現状や課題を把握し、次の行動の気づきの機会提供を目的に経済産業省が策定しました。