PSI

PSIとは

PSIとは、Production(生産)、Sales(販売)、Inventory(在庫)の頭文字をとったもので、生産・販売・在庫計画の最適な解を立案・維持管理することをいいます。近年、生産・販売のグローバル化が進み、生産可能な工場を複数選択できる状況が増えていますが、一方で生産拠点ごとの製造原価(特に労務費や製造間接費、生産性、不良率、歩留まり率等)にバラつきや差異が生じており、また、物流費の負担や関税も地域によっては無税だったり逆に高額賦課されるなど、どこで販売するものをどこで製造し、どこにどれくらい在庫を持つと収益最大化、またリスク分散できるのかという最適解を検討することがグローバルでの製造・販売戦略上非常に重要な要素となっています。

PSI検討局面

PSIは中期・年次の事業計画立案時に検討されるのが一般的ですが、その他、以下のような特定のシチュエーションにおいても検討することが必要となります。
 
1.新規製品の販売・製造拠点の検討
2.既存製品の生産移管
3.生産拠点・物流拠点の物価水準の変動
4.業務改善や原価低減施策の実行
5.既存工場・物流拠点の能力増強・設備投資
6.新工場・新物流拠点の立案
7.サプライチェーンの変更(カントリーリスク、自然災害)等

PSI検討シミュレーションパターン

PSI検討・シミュレーションに際しては、製品別に実施することも必要ですが、新製品の製造や生産移管、能力増強等によって、工場や物流拠点全体に対する操業度や共通費の負担に影響を与えるため、必ず製品別損益と拠点別(販売拠点別、工場別、物流拠点別)損益、拠点別キャパシティの3点セットで実施することが重要です。