製造業DX戦略の策定

レイヤーズ・コンサルティングの、大手精密機器メーカーにおける製造業DX戦略の策定に関する支援事例を紹介します。協働型ロボット市場の成長を見据え、「デジタルファクトリーオートメーション戦略」の策定から事業計画・KGI/KPI設計までをご支援しました。

◆ この事例のポイント

  • 課題:製品市場が成熟化し、自社工場で培ったロボット自動化ノウハウのサービス事業化が急務だった。
  • 対応:市場・VoC・競合分析と自社ケイパビリティの棚卸しで、ロボットSI事業の成立性を検証した。
  • 成果:テストマーケティングを重ねながら、高い実現性を持つロボットSI事業の事業モデルを策定できた。

クライアントが抱えていた課題

製造業のクライアント社では、自社工場において積極的にロボットの活用を推進し、ロボットのハードウェアはもとより、ソフトウェアに関する自動化のノウハウを蓄積してきました。
一方で、足元の製品市場は成熟化が進行し、成熟する市場への対応として、関連するサービス事業の収益化の推進が急務となっていました。
そのような中、協働型ロボット市場が今後、従来型の産業用ロボット市場に匹敵する規模に成長すると予測されることから、自社に蓄積した自動化ノウハウを活用し、「人・工作機械・ロボットの最適な組み合わせを実現するデジタルファクトリーオートメーション戦略」の策定に着手しました。

レイヤーズのアプローチ

協働型ロボット市場において重要な事業となるロボットSI事業について、市場分析はもとより顧客のVoC(Voice of Customer)に基づくニーズ分析、競合分析・アライアンス分析等をベースに、自社のケイパビリティ等経営資源を棚卸し、事業としての成立性や収益性、成長性を検証しました。
そのうえで、詳細な事業モデルの策定を行い、中長期での事業計画を立案し、各マイルストーンで実現すべきKGI・KPIの設計を行いました。
一部顧客に対して、テストマーケティングを行い、その反応を踏まえたフィージビリティの再検証と事業・収益モデルの見直しを行いました。

【図1】某ロボットメーカーにおけるデジタルファクトリーオートメーション戦略の策定

成果と顧客満足

「人・工作機械・ロボットの最適な組み合わせを実現するデジタルファクトリーオートメーション戦略」の策定を通して、成熟化する製品市場への打ち手として、デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルとしてロボットSI事業の事業モデル・計画を高い実現性を持って策定できたことを評価いただけました。
特に、机上の分析のみではなく、顧客のVoC調査やテストマーケティングを通して、市場における顧客のニーズを具体的な事業の姿として落とし込むことができたことを評価いただけました。

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