機械メーカーにおけるサクセッションプラン
クライアントが抱えていた課題
会社の管理職の人員構成を鑑みると、10年後に次世代リーダーの役割を担うべきミドル層(40歳代)の人員数が、現状から半減する危機的状況に対して、強い課題意識がありました。
そのために、30歳代~40歳代半ばより、10年後に経営幹部として活躍できる可能性のある人材(次世代経営幹部候補)を選抜し、育成する必要がありました。
レイヤーズのアプローチ
次世代リーダーとして活躍できる可能性のある人材が、長期目標と実現のためのビジョン・基本方針を策定し、これを基に事業戦略・中期経営計画を立案しました。それに際して、参加メンバーの徹底的な議論を当社コンサルタントがサポートしながら、経営学の基礎や戦略思考、組織力を体得させるとともに、目標に対して各メンバーが自走できるようOJTで鍛え、当事者意識を醸成しました。
【図1】アプローチ方法
成果と顧客満足
多くの参加メンバーの技量(スキル)・度量(マインド)が向上し、約半数が次世代リーダーとして適格レベルに到達しました。研修終了後も、主要プロジェクトや社内生産革新において重要な役割を担う等、次世代リーダーの育成が順調に進んでいます。
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