ビジョン達成に向けた戦略的ワークスタイル変革

クライアントが抱えていた課題

コア事業が縮小トレンドにある外部環境の中、将来を見据えた中期ビジョンを経営として打ち出した。この達成のためには、社員一人一人の革新マインド・スピードを重視した風土への変革が必要であった。しかし、これまでの安定・慎重を重視した組織風土が根強いために、社員一人一人の行動変革を促進する、トータルな視点からの働き方変革が求められていた。

レイヤーズのアプローチ

社員一人一人の働き方を抜本的に変革するために、ファーストステップとして「働く場と道具」の変革に着手した。すなわち「オフィス空間」「社内業務プロセス」「ITツール」の再構築である。これまで島型・固定席で社員の動線を制約していた物理空間をフリーアドレス化してフレキシブルな空間とし、部門を超えた社員同士の交流を促進。また社員の動きを固定化する原因となる紙文書は徹底的にペーパーレス化を促進し場所と時間に縛られない働き方を具現化。更にビジネススピードに合わせて、いつでもどこでも働けるようにするために、様々なデジタルツールを刷新し、パフォーマンスを発揮しやすい社員の働き方の場と道具を実現していった。

成果と顧客満足

これまでは部門や肩書に縛られた固定的な働き方だった社員の方々が、物理的な制約条件を大きく変えていくことによって、より自律的・主体的な働き方に変革していくことにつながっていった。今後は“サラリーマン”ではなく、自律した“ビジネスアスリート”として、よりパフォーマンスを発揮できる進化型の働き方へさらに飛躍していくことを狙っている。

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