組織・風土改革

企業・組織のPurpose(存在意義)、Vision(一定期間に達成したい未来)、Mission(その未来に近づくためのステップ)の実現のための「ありたい組織文化(組織としての当たり前)」を定め、風土変革・定着化を支援します。企業・組織のPVMVC*策定、ありたい組織文化形成に向けた施策(組織・仕組み・コミュニケーション等)の企画・実践を行います。(*PVMVC:Purpose、Vision、Mission、Value、Culture)

“攻め”と“守り”の両輪で価値を高める風土改革の考え方

組織・風土改革は、最終的に「企業価値向上」に寄与しなければなりません。
当社では、企業価値向上に向けた風土改革を“攻めの価値向上”と“守りの価値向上”の両輪でアプローチすることで、改革効果を高めます。
「攻め」の観点では、社員エンゲージメント指数や自社ブランド(評価)指数を高めることで、価値創造を実現します。
「守り」の観点では、ハラスメントやコンプライアンス違反を撲滅することで、リスクの抑止を実現します。

【図1】組織・風土改革推進の考え方

望ましい組織・風土を構築するうえでの重要視点

望ましい組織・風土を構築するうえでの重要視点

組織・風土が望ましい方向性で育まれるよう、PVMCモデルで企業のパーパス・ビジョン・ミッションとの一貫性をストーリーをもって構築しなければなりません。

 

パーパスは企業にとっての存在意義そのものであり、土台とも言えます。この土台の上に組織・風土が成り立ちます。

 

ビジョンは一定期間に達成したい未来の姿であり、パーパスという土台の上で成立します。そのため、パーパスとビジョンのつながりの延長に組織・風土が形成されます。

 

そして、ミッションは現実的で具体的な達成内容のステップであり、ビジョン実現とその土台にあるパーパスの具体化です。

 

これら全てのつながりをストーリーとして成立させた上で経営者・管理職が体現することで、社員の理解・納得が得られ、望ましい組織・風土が形成されます。

【図2】PVMCモデルによる組織・風土改革ストーリー構築

レイヤーズの組織・風土改革アプローチ

当社の組織・風土改革アプローチは、大きく2段階です。

 

Phase1は「カルチャーシフトロードマップ策定」として、全体をプランニングするフェーズです。本フェーズでは、改革の幹となる“ありたい姿”を描き、ありたい姿と現状のGAPから課題を抽出します。課題は複数かつ多岐にわたる場合が多いため、根本原因となる真因を特定します。そのうえで、真因解消に向けた取り組み概要を定め、改革推進のロードマップに落とし込みます。

 

Phase2は「個別施策の詳細化と実行計画の策定・導入・実践」です。本フェーズでは、各施策を詳細に設計・開発したうえで、実行計画に落とし込み、現場を巻き込んで施策の実践と定着を図ります。また、施策推進状況のモニタリングと効果測定を行いつつ、適時必要な変化に対応していきます。

【図3】組織・風土改革アプローチ

関連するセミナーアーカイブ

組織・風土改革に関連するセミナーアーカイブ動画を配信しています。ご興味をお持ちいただけましたら是非お申し込みください。

本社・間接部門のグレートリセット “業務改革”と“人の流動・循環”で勝つ

PBR1倍割れ、低い生産性に対し、資本市場からの改革要請が増えています。その改革の焦点の一つとして、これまで手をつけてこなかった、または手をつけたものの十分な成果が得られていない「本社・間接部門の改革」が再注目されています。本社・間接部門の業務・体制を根本から見直すには、業務改革と人事・人財改革の同時実践(グレートリセット)が必要と考えます。   株式会社people first 代表取締役 八木 洋介氏をお招きし、「日本企業の経路依存性」、「調整型人事からの脱却、競争型人事導入の必要性」、「スピーディーで大胆な全社改革」など、日本企業が行うべきアクションについてご講演いただきます。​   レイヤーズ・コンサルティングからは、 【講演Ⅱ】『価値創造本社になるためのグレートリセット』と題し、本社・間接部門オペレーションの抜本的な変革と、企業内外での人の流動・循環を戦略的かつ同時並行的に進めることにより、持続的に生産性・付加価値を高めていく考え方や具体的方策について、コンサルティング事例も交えて講演いたします。   【講演Ⅲ】『本社・間接部門変革の実践アプローチ』と題し、当社が目の当たりにした「成果に結びつかない業務改革」から学ぶ教訓や、経営陣・人事が一体となって進める改革の要諦・ポイントについて、本社・間接部門業務におけるBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の効果的な活用事例も交えて講演いたします。

PBR1.0超えを実現!資本コストと株価を意識した経営

東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営」を要請した結果、各社が企業価値向上に向けてROE・ROICの目標値設定や資本コスト算出などの数値出しを進めています。ただし、資本効率を向上させるためには、数値や目標を出すだけではなく、経営の考え方やマネジメントの仕組みそのものを「短期的なP/L重視から中長期的なB/S重視」に変革し、事業構造改革とイノベーション創出を同時に実現することが重要となります。   今回は、PBR1倍割れの課題に対策を打ち、実際にPBR1倍を超える株価を実現されたMS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 代表取締役 副社長執行役員 グループCFO 樋口 哲司氏をお招きし、「MS&ADグループのPBR1倍実現への取り組み」と題して、資本、リスク、リターンの一体的管理、PBR向上のために取り組む施策、投資家、アナリストとのコミュニケーションについてご講演いただきます。   レイヤーズ・コンサルティングからは、講演Ⅱとして『資本効率を高めるROIC経営の実践』と題し、日本企業の実態としてのコングロマリット・ディスカウント問題、ROIC経営の成功の秘訣、ROIC経営に必要なグループ経営情報基盤構築の要諦についてご説明します。 講演Ⅲとして『企業価値向上を実現する「イノベーション」創出のためには』と題して、社会課題の解決に取り組み企業価値を高めているグローバル企業の実例、イノベーションの起点となる「ヒト」で勝つ組織作りについてご説明します。

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