潜在力を活かす人的資本経営
～「個」の価値を引き出して企業として勝つ～

来年3月期末の有価証券報告書からの法定開示を契機に、人的資本開示に向けた動きが熱を帯びています。我々はこの動きについて、単なる開示対応を超えて企業としてヒト（人的資本）を戦略的にどう活かし強くするか、そのために何をいつどの順序で整備するか、再整理し実践する好機と捉えています。

本セミナーでは、人的資本の価値を引き出して競争に「勝つ」ための取り組み事例、法定開示対応を端緒とした人的資本経営への取り組み方、人的資本経営を支えるインフラとしてのITシステム活用についてご説明いたします。

オムロン株式会社 執行役員常務 グローバル人財総務本部長の冨田 雅彦氏をお招きし、同社としての人的資本経営の捉え方、企業価値と連動した人財戦略のKGI、ならびに人財戦略におけるKFSと主要な取り組みについてご講演いただきます。​

レイヤーズ・コンサルティングからは、潜在力を表出化して「個」を引き出す人事変革を構想・実践するうえでの着眼点・アプローチ等を、人的資本経営に関する最新動向を交えながらご紹介します。

【講演Ⅱ】人的資本経営で潜在力を引き出し「ヒトで勝つ」
人的資本の法定開示対応は、人的資本経営を根付かせ潜在力を発揮する絶好機です。本講演は人的資本開示への各社対応状況と「今からすべき」対応、開示を契機とした人財戦略再構成、人的資本経営の実践に必要なメカニズムを一気通貫で構築するポイントをご紹介いたします。

【講演Ⅲ】自律した個の潜在力を引き出すタレントマネジメント
人的資本開示に対応した様々なツール・システムが登場する中で、「個」の価値を引き出し人的資本経営で目指す姿を実現するため、その推進を支えるITシステムをどうすべきかが課題となってきています。本講演では人的資本経営の目的をITシステムに反映していくポイントやタレントマネジメントの取り組み状況に応じたシステム導入の考え方等をご紹介いたします。