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コーポレート部門改革
成功の肝

減らないオペレーションと進まないコーポレート部門改革

グローバル化・デジタル化を踏まえ、変化の時代を迎えております。その中で、グループ経営としても意思決定の迅速化が求められ、”グループガバナンス強化”、”経営・事業への貢献”をより求められているかと思います。一方で、人事・経理などのコーポレート部門はビジョンがなく、単純に効率化が叫ばれているケースが多いです。「業務効率化はしたけれど、人員のスリム化ができていない」、「外部化したけれど、体制・業務は減っていない」ことで改革が頓挫することも多いかと思います。今回は、オペレーションをスリム化し、あるべき体制にシフトするためのポイントをご紹介いたします。(図表1参照)

コーポレート部門改革においての成功の要諦

     【図表1】

成功に向けたポイント

①コーポレート部門改革の最終的な目的・ゴールの設定

単純にスリム化を目指すことが目的となっていませんか? スリム化して何を実現したいか、余力を使って部門の高度化を行うのか、グループ会社として統制を強化したいのか 等 を考え抜くことが必要です。施策を検討する際に、業務品質を下げてコストとのバランスを取ること 等、やらない・やめる部分を決め、目的・ゴールに対して純度高く取り組むこと必要となります。会社全体として経営として優先すべきことをトップダウンで決定し、発信することが必要不可欠です。

②外部化している業務の徹底した視える化(ブラックボックス化の排除)

定型オペレーションをBPO化すれば、コストが下がると思っていませんか? 安いと思って行っていても業務のブラックボックス化・ロックイン(何をやっているかがわからなくなってしまう)により却って高くなっているケースも多いのではないでしょうか。標準化・デジタル化の効果がBPO事業者のモノになることも含め、導入時に委託業務を見える化し継続的に改善できる仕組みの構築が重要です。また、継続的に業務品質・コスト面を管理するための計数管理を行い、BPOの状況を把握するための仕組みが必要です。

③効率化後の人財シフト・リスキリング

効率化効果が、コスト削減や高度化に繋がっていないのではないでしょうか? 空いた工数で新しい仕事を作ることも多く、工数削減効果が体制変更・コスト削減につながらないケースも散見されます。プロジェクト当初から、工数削減効果をどのようにコストに繋げるか、削減された工数をどうやって活用・リスキルするかを検討することが必要となります。特に、コーポレート部門については専業の人財も多く、時間が掛かることが多いです。人財シフト・リスキリングについてはプロジェクト当初から考えることが求められます。

最後に

変化の時代においてコーポレート部門は、以前のオペレーション中心から、改革の中枢として、より事業への貢献の役割が求められているかと思います。そのためのスリム化を実現し、人財シフト及びコスト削減に繋げるためのポイントをご紹介しました。本テーマについてご興味ありましたら、個別のご事情や業態的な特徴も踏まえてディスカッションさせていただきたいと考えておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸甚です。

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