事業成長を踏まえたバックオフィスの抜本的効率化とDX化支援
クライアントが抱えていた課題
当クライアントではビジネスが急成長する中で、置き去りにされているコンプライアンス・ガバナンスを含めたバックオフィス業務(経理・人事・総務・経営企画等)の標準化と、業務基盤(システム・ツール)の全体最適を検討することが求められました。
そのため、個々別々で発展してきた過去の遺物(レガシー、野良マクロ/RPA、バラバラな業務プロセス)のアセスメントと対応施策を検討することが必要となりました。特に、事業ごと/物件ごとの特性どころか、担当者の好みによって構築されている現状に対して、増大化している業務体制・コストに対して抑制策を講じることが求められていることが必要不可欠な状況でした。
【図1】システム全体像とそれにともなう課題
レイヤーズのアプローチ
どうしても現場主導型の企業であり、トップダウンで各施設に使用しているシステム(決済システム、予約システム、設備運営システム、勤怠管理システム等)を統一し、業務オペレーションを標準化していくことは難しい状況でした。
そういった中、まずは、各事業で使っているシステム・ツールに注力し、調査するところから始めました。大きく分けて、①目的・用途が重複しているシステム・ツールが重複しているところを発見するとともに、②システム全体のアーキテクテャーにおよぶ課題を抽出し、オペレーションを行っているメンバーの感情に配慮する進め方を採用しました。
そのうえで、一般的なモデルとなる業務オペレーションを導入していく流れで改革を推進する方向となりました。次のフェーズとしては、入れ替えるシステムを整理し、「選定・導入」+「標準業務オペレーション」を導入する形で推進することとなります。
【図2】プロジェクトの進め方
成果と顧客満足
レイヤーズは以下大きく4つの施策を立案し、システム運用コストおよび人件費で、年間20%~30%の削減が図れるように推進しているところです。当クライアントからも、自社のしがらみの中で推進が難しかったところに対して、外部的な視点と現場に寄り添った進め方で高い評価を得ております。
<実行施策>
① 経営管理の仕組み構築
- 業績KPI管理に向けたデータ基盤の構築
- 業績KPI対象範囲の検討
- 社内ルール・マニュアルの一元管理
② あるべき全体システムアーキテクテャーの設計
(プロジェクト管理システム、人事基幹システム、売上管理システム、発注管理システム等)
③ 組織設計の見直し
- ミドルオフィスの設立
- IT部門の独立と強化(ITガバナンスの確立)
④ 将来の人財獲得に向けた人財戦略
※ 特に、②について深堀りし、推進することとなりました。
【図3】あるべき全体システムアーキテクテャーの設計


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