イノベーティブ組織への変遷、インキュベーションをベースとした制度改定

クライアントが抱えていた課題

創業10年足らずだが事業範囲・人員数ともに急拡大を遂げているインターネット企業において、急拡大の過程で多様な価値観の人財が流入してきたことで、イノベーティブ組織の実現を中心とした会社理念を維持しながら、人財マネジメントを強化する必要性が高まっていました。
それを実現するための人事上の仕組み作りとして、人事制度改定に対するご支援の依頼をいただきました。

レイヤーズのアプローチ

制度設計と導入・運用準備の2段階に分けてプロジェクトを推進しました。
制度設計フェーズは、新人事制度設計の前提となる会社の方向性を確認したうえで、人財マネジメント方針と求める人財要件を検討・立案し、上記方針・要件に基づき、等級・評価・報酬から成る基幹人事制度を構築、また、旧制度から新制度への移行計画を立案しました。
導入・運用準備は、新人事制度の円滑な導入・運用に向けた理解を促進させ、新制度運用体制の構築・設計を行いました。
具体的には、社内向けの新制度説明会資料(数種類)の作成と説明会参加、人事部門および社員が新制度で使用するツール類の作成、評価者向け研修の資料作成と研修を行いました。

成果と顧客満足

プロジェクト推進に際し、特に制度設計フェーズではクライアントの経営陣および人事部門とディスカッションを繰り返しました。
結果、経営の強い意志の反映と制度的視点での全体最適・整合性を両立した制度設計を完遂できた点は大きな成果につながりました。
ビジネスそのものおよび組織を中心に常に変革し続けているクライアントの特長に対して、インキュベーションをベースに、柔軟性やメッセージ性の強い制度内容および育成の仕組みを構築できた点について、顧客満足は非常に高いといえます。

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