ビジネス用語集
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Emotet(エモテット)
- Emotet(エモテット)とは、悪意のある攻撃者から送られる不正なメール等を媒介として感染するマルウェアの一種です。2019年10月にEmotetの日本への本格流入が起こりました。メディアで取り上げられ、広く知られることになりました。 Emotetは、主にメールを経路とします。攻撃者によって不正なメールに添付されたWordやExcelなどのファイルに仕込まれています。受信者がそれに気が付かずデバイス上でそのファイルを開くと感染します。 Emotetに感染すると、メールアカウント・パスワード、アドレス帳などの情報が抜かれてしまいます。その後、攻撃者は抜き取った情報を元に他のユーザーへ感染メールを送信するため、取引先や顧客を巻き込む事態へと発展します。
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Emotet(エモテット)
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エンゲージメント
- エンゲージメントとは、顧客や社員の抱く会社に対する「愛着」や「思い入れ」を指します。エンゲージメントが高まることで、顧客の購買意識や社員のモチベーション・会社への定着率が高まります。結果として、会社としての売上向上や、会社と社員が一体となって仕事を行うことによる生産性の向上が期待できます。この用語解説では、特に「従業員エンゲージメント」についてご紹介します。 従業員エンゲージメントと似た言葉に「従業員満足度」がありますが、会社の業績に関わるか否かという点で異なります。従業員エンゲージメントでは、「職場での居心地がいい」ということだけでなく、会社と社員の相互関係による業績向上までが考慮されます。
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エンゲージメント
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ECM(エンジニアリングチェーンマネジメント)プラットフォーム
- ECMプラットフォームとは、製造業における製品開発プロセス(市場分析・企画構想・製品と工程の設計・生産準備)までの一連の業務の流れをエンジニアリングチェーン(ECM:Engineering Chain Management)と呼び、その中で発生する情報の管理・連携を行うシステムプラットフォームのことを指します。 ECMに対しSCM(Supply Chain Management)は販売・製造プロセス(原材料・部品の調達・製造・物流・販売・アフターサービス)までの一連の流れを対象としています。
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ECM(エンジニアリングチェーンマネジメント)プラットフォーム
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オープンAI
- オープンAI(OpenAI)とは、米国のサンフランシスコを拠点とし、AI(人工知能)の研究・開発を専門領域とした、非営利法人および営利法人により構成される企業です。2015年に数人の開発者・起業家により非営利法人としてOpenAI Inc.が設立され、その後子会社として複数の営利法人・非営利法人が設立されました。傘下の営利法人であるOpenAI Global, LLC は、マイクロソフトなどの企業からも出資されています。
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オープンAI
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OpenAI API
- OpenAI APIとは、OpenAIが提供するAPI(Application Programming Interface)のことです。このインターフェースを利用することで多岐にわたる人工知能モデルへのアクセスが可能になり、開発者は自然言語処理、画像生成、その他のAI関連機能を自分のアプリケーションに組み込むことができます。
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OpenAI API
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オブザーバビリティ(Observability)
- オブザーバビリティ(Observability)とは、コンピューターシステムやソフトウェアの内部動作・状態を理解し、システムやアプリケーションの動きを可視化することにより、エラーやトラブルの発生時にその原因がどこにあるかを特定し、トラブルシューティングや最適化を行うための能力を指します。日本語では「可観測性」等と訳されます。
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オブザーバビリティ(Observability)
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オペレーショナル・エクセレンス(OPE)
- OPEとは、オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence)の略で、オペレーションの効果・効率を高めることで競争優位性を獲得することです。オペレーショナル・エクセレンスが確立している企業では、継続的にオペレーションを改善しようという意識が現場に染みついており、競合他社に差をつけることができます。ここでいうオペレーションとは、広く生産や販売、サプライチェーンなどあらゆる業務におけるワークフローを指しています。 OPEの成功事例として、トヨタ自動車のジャストインタイム生産方式や、マクドナルドの、現場の気づきを生かして改善しつづける接客マニュアルなどが挙げられます。
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オペレーショナル・エクセレンス(OPE)
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オルタナティブデータ
- オルタナティブデータとは、投資家や金融機関が投資判断を行う際に利用するデータのうち、これまで伝統的に利用されてきた国の公開情報や企業の決算・財務情報などのデータ(トラディショナルデータ)以外のデータの総称です。非伝統的データ・代替データとも呼ばれます。 従来は投資判断に使うことが難しかったデータですが、機械学習・コンピューター性能の向上によってビッグデータの収集・分析が可能になったことにより、近年海外の金融機関を中心に利用が拡大しています。特に米国では資産運用業界全体でオルタナティブデータの活用が進んでいます。
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オルタナティブデータ
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オンプレミス
- オンプレミス(on-premises)とは、サーバーやソフトウェアなどを使用者の管理する施設内で設置して運用することを指します。 また、「自社運用」とも呼ばれます。2000年代半ばまでは企業が情報システムを運用するには、企業内にサーバーや通信回線、その他必要な環境を整えて、システムの構築・運用を行うオンプレミス型が主流でした。 2000年代後半になるとサーバーやソフトウェアなどを使用者の管理する施設内に設置せずに、インターネット経由でサービスを利用するクラウドコンピューティング(Cloud Computing)が普及するにつれ、業務用システムもクラウド型で運用する企業も多くなりました。 このような時代の変遷に対応し、従来の形態である「自社運用のシステム」と「クラウド運用のシステム」を明確に区別するために、「オンプレミス」という言葉が用いられるようになりました。
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オンプレミス
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カーブアウト(Carve-Out)
- カーブアウト(Carve-Out)とは、企業が保有する特定の事業部門や子会社を、本体から切り離し独立した事業体とする再編手法です。日本語では「分社化」や「事業分離」などと訳されます。カーブアウトは、親会社が当該事業の株式の一部を第三者に売却したり、IPO(新規株式公開)を通じて資金を調達したりする際に用いられることが一般的です。 M&Aや企業再編の文脈で多く用いられる手法であり、親会社が経営資源を選択的に集中させる、あるいは非中核事業を切り離して企業価値を最大化することを目的としています。
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カーブアウト(Carve-Out)
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