ケーススタディ
大手製造業におけるグローバルマスターデータの統合
レイヤーズ・コンサルティングの、グローバルに製造・販売を展開する大手自動車メーカーにおける、グローバルマスターデータの統合に関する支援事例を紹介します。全地域・全機能のマスターデータを調査したうえで、優先順位をつけた段階的な統一化をご支援しました。
クライアント
大手自動車メーカーI社
業種
自動車・自動車部品
従業員数
30,001名以上
この事例のポイント
- 課題:地域・拠点・機能ごとにマスターデータが不統一で、経営の見える化ができていなかった。
- 対応:全拠点のマスターデータを調査し、標準プロセスを定義して統一化対象を絞り込んだ。
- 成果:コード統一とマスター関連付けにより、中期経営計画のシミュレーションと見える化を実現した。
クライアントが抱えていた課題
グローバルに製造・販売を展開しているが、各地域・国・拠点のマスターデータは統一されておらず、機能間(設計、開発、製造、物流、営業など)でもバラバラな状態でした。
サプライチェーンとエンジニアリングチェーンの最適化を目指し、短期から中長期での経営の見える化や各種業務の予測・最適化のために、バラバラなマスターデータを統一する必要に迫られていました。
レイヤーズのアプローチ
全地域・国・拠点の各機能に対して、現在使用しているマスターデータを収集し、調査・分析を行いました。
調査の結果、想定以上にバラバラであったため、マスターデータ統一の目的を再整理し、優先順位をつけて段階的に統一することとしました。具体的には、目的別に業務の標準プロセスを定義し、そこで使うデータとマスターを明確にし、統一化の対象となるマスターを絞り込みました。
その際、各拠点・機能の特徴や独自性の維持は可能にするため、統一化・標準化する範囲と、拠点の独自性を許容する範囲を明確に切り分け、ルール化しました。
【図1】グローバルマスターデータ統合
成果
最初のステップとして、中長期での経営計画立案を支援する仕組みとして、基幹システムをはじめとした関連する情報システムのコードの統一や、マスターデータを関連付けることから着手しました。
これにより、グローバル経営プラットフォームとして、中期経営計画の設定とブレイクダウン/シミュレーション/実績収集・見える化を実現しました。
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