IT人材育成のための制度改定および育成体系刷新

クライアントが抱えていた課題

親会社の人事制度をそのまま導入したことで、システム開発や運用を主体としたビジネスにおいて必要となるIT人材の育成・評価(処遇)は実質困難な状況でした。
年々規模が拡大するビジネスに対応すべくIT人材の育成・評価に適した人事制度の策定・導入が急務となっていました。

レイヤーズのアプローチ

まずはどういう人材が必要なのかを検討しました。具体的には、IT人材の人物像および詳細要件をスキルベースに明確にしました。
加えて、定義したスキルをもとに等級化し、今後必要となるIT人材としてのキャリアパス(職種と成長プロセス)を定義しました。
“ゼネラリスト”の育成・処遇を主とした人事制度から、グループ全体のIT戦略を立案できる人材輩出を最終ゴールとした制度へ改定しました。
加えて、時代の変化とともに出てくる新技術をビジネスへ転換させる人材の排出を目指すなど、将来的なビジネスの変化等を視野に入れた制度改定に着手しました。
評価・報酬の制度も刷新し、新IT人材の育成・輩出を目的とした制度改定を支援しました。

【図1】アプローチ方法

成果と顧客満足

ITをベースに、グループ全体へ貢献する会社への変革を、制度という視点で構築できた点は大きな成果です。
新人事制度を構築するだけでなく、制度を運用する人事部や評価する管理職に対してトレーニングを数年にわたり実施し、運用する側の理解や取り組みにより、目的・ゴールの達成度合いが変わるという考え方を中心に風土改革を実現させた点は顧客満足度が高いです。
加えて、現有人材で今後のビジネスを展開するのか、外部人材を採用するのかといった要員・採用計画も策定し、育成や人事制度の改定・導入にとどまらす、人材視点でのビジネス拡大にも貢献できました。

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