ニューノーマル

New(新しいこと)とNormal(正常、標準、常態)を合わせた造語で、社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前と同じ姿に戻ることがなく、新たな常識が定着することを指します。近年では、コロナによる社会情勢の変化に対応し、生活様式をアップデートしていくことが謳われるようになっています。
ニューノーマルという言葉自体は、2007年から2008年にかけての世界金融危機、そしてリーマンショックを経た構造的な変化を表現する言葉として使われてきましたが、現在は、主に新型コロナウイルス感染症の文脈で使われることが多くなっています。例えば、従来の働き方では、会社に通勤して働くことが一般的でしたが、ニューノーマル時代では、テレワークやオンライン会議による在宅勤務がより一般的になったことが、一例として挙げられます。これに伴い、企業の人事制度や人材育成にも変化への対応が求められています。
また、在宅期間の増加により、我々の購買行動も、店舗での購買からECでの購買へのシフトが起きています。今までは店舗で顧客との接点を持ち、ECで購入を促すといったオムニチャネルが重要視され、さまざまな施策が実行されてきましたが、今後は店舗ではなく、EC上での接客やスタッフの活用といった、オムニチャネルのさらに先にある、ニューノーマルな消費者の購買行動変化に対応した販売形態の模索が必要となります。

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