介護ビジネスの拡大

クライアントが抱えていた課題

既に創出している技術ソリューションの拡大・展開についてのご相談を受けました。

天井、ベッドから見て真上の位置にカメラセンサーを設置し、入居者の起床・離床・転倒・転落を検知できるもので、介護スタッフが居室の様子を確認して介護を行うソリューションでした。

人手不足の中、介護スタッフの生産性向上は社会的課題になっており、施設の業務を変えることで、より多くの時間を入居者への手厚いケアに充てたいというニーズが高まっていました。しかしながら、クライアントの主力ビジネスは機器の製造・販売であり、いわゆる機能を訴求する「モノ」売りビジネスでしたが、介護ソリューションは顧客価値を訴求する「コト」売りビジネスであり、事業戦略やビジネスの展開に悩んでいました。

レイヤーズのアプローチ

介護ソリューションがどのような顧客価値を生み出し、どのように訴求すべきかを検討しました。

【図1】介護ソリューションを訴求する上での3つのポイント

成果と顧客満足

コンサルティングを始めてから導入実績は30~40件に増えています。クライアントの組織も、当初は5人程度のプロジェクトでしたが、社内でも認められ、100人規模の事業部になりました。

当社ではこれまでにもシニア向けのビジネスのコンサルティング経験があり、介護施設を立ち上げる事業も手がけたことがありました。そうした経験を活かし、スピード感ある改善施策でビジネスのサポートを行うことができました。

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