ビジネス用語集
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ハイブリッドクラウド
- ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、およびオンプレミス・物理サーバーも含めて、複数のインフラを連携・統合し、運用している環境を指します。複数のサーバーを組み合わせることによって、各システム・サービスの特徴に適したインフラ環境を設けることができます。なお、似た概念として「マルチクラウド」という用語がありますが、こちらは同種のクラウドサービス、例えば複数のパブリッククラウドを併用して運用する環境を指します。
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ハイブリッドクラウド
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働きがい
- 働きがいとは、会社と社員の相互信頼が確立されていることで、社員が会社で働くことに意義を感じている状態を指します。したがって、現在働いている会社で働き続けることを志向している状態とも言い換えられます。社員の働きがいが高まることによって、社員は会社への信頼をもって業務を行うため、生産性の向上や自主退職の減少といったメリットが期待できます。
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働きがい
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働き方改革
- 働き方改革とは、政府が掲げる「一億総活躍社会」に向けた取り組みのひとつで、働く人々の労働環境を大きく見直す改革のことです。2018年6月に「働き方改革関連法」が成立し、2019年4月から順次施行されています。働き方改革は「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」や「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」等の状況を踏まえて制定されました。これにより、働く人々の様々な課題の解決、働き方の多様化を目指しています。 働き方改革の背景と目的 働き方改革は先述のとおり、2018年に成立した「働き方改革関連法」に基づきます。この法律が成立した背景には、主に労働力人口の減少が挙げられます。現在、生産年齢人口は総人口を上回るペースで減少しており、2060年にはピーク時である1995年の半分にまで減少してしまうと言われています。このような労働力不足の解消のために、国を挙げて労働制度の抜本的な改革に乗り出したのです。
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働き方改革
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働き方開発
- 働き方開発とは、社のポリシーや独自性を踏まえたうえで、社員が個の状況に応じて多様で柔軟な働き方を自分で「選択」できるようにするための環境構築を指す、当社の造語です。社員の多様な働き方を促す「働き方改革」と、個人の能力向上を図る「人財開発」を並行して行うことになります。 「人財開発」と似た言葉に「人財育成」がありますが、目的意識に大きな差があります。「人財育成」とは、研修やトレーニングを用いて、個々が現在明らかに足りていないスキルを習得することであり、不足を補うという目的意識です。一方で「人財開発」とは、今後形作られると考えられる制度や企画に向けて実行される先行投資であり、さらに個の価値を高めるという目的意識の下に行われます。
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働き方開発
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バックキャスティング(Backcasting)
- バックキャスティング(Backcasting)とは、未来のあるべき姿を設定したうえで、そこから逆算して現在取り組む施策を考える思考法です。逆に、まず現状実施できる施策から考え、その延長線として到達しうる未来の姿を考える思考法は、「フォアキャスティング」と呼ばれます。 フォアキャスティングでの思考は、現状起点で考えるため、より実現可能性の高い内容となる一方で、過去からの延長線上の思考に留まることから、大幅な変化への対応や創造が難しいという制約があります。逆に、バックキャスティングで考えることにより、実現の難易度は上がるものの、消費者の価値観・ニーズやテクノロジーの劇的な変化といった、従来からの非連続な環境変化への対応や、これまでにない新たな商品・サービスやビジネスモデルの創造によるイノベーション、ゲームチェンジの実現などが可能となるため、ビジネスの変革に取り組むためには、必要不可欠な考え方と言えます。 なお、バックキャスティングは、1970年代から徐々に用いられるようになり、1997年にスウェーデンの環境保護省が“2021年の持続可能性目標”のレポートをまとめる際に使用したことで、広く知られるようになりました。
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バックキャスティング(Backcasting)
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パッケージシステム
- パッケージとは、IT分野では既製品、出来合いの製品のことを指し、既に製品として完成しているシステムをパッケージシステムといいます。 一方で、ユーザーの要望に応えて一からオリジナルで構築されたシステムをスクラッチシステムといいます。 パッケージシステムとスクラッチシステムはよくスーツに例えられます。 パッケージシステムは、レディメイド、つまりは既製品のスーツであり、スクラッチシステムはフルオーダーメイドスーツです。 パッケージシステムは一般的に、「安価に導入可能」「導入までの期間が短い」「一定の品質が担保されている」といったメリットがあります。
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パッケージシステム
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パラダイムシフト
- パラダイムシフトとは、物事の見方や価値観、常識とされてきた前提が大きく転換する現象を指します。科学哲学者トーマス・クーンがで提唱した概念で、従来の理論体系では説明できない事象の蓄積が、根本的な思考の枠組みの変化を引き起こすとされており、近年では、経営やテクノロジー分野でも広く使われています。
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パラダイムシフト
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PSI
- PSIとは、Production(生産)、Sales(販売)、Inventory(在庫)の頭文字をとったもので、生産・販売・在庫計画の最適な解を立案・維持管理することをいいます。近年、生産・販売のグローバル化が進み、生産可能な工場を複数選択できる状況が増えていますが、一方で生産拠点ごとの製造原価(特に労務費や製造間接費、生産性、不良率、歩留まり率等)にバラつきや差異が生じており、また、物流費の負担や関税も地域によっては無税だったり逆に高額賦課されるなど、どこで販売するものをどこで製造し、どこにどれくらい在庫を持つと収益最大化、またリスク分散できるのかという最適解を検討することがグローバルでの製造・販売戦略上非常に重要な要素となっています。
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PSI
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PMI(Product Manufacturing Information)
- PMIとは、Product Manufacturing Information の略で、製品製造情報のことを指します。 PMIは、3D CADに紐づける寸法・公差・注釈・表面仕上げ・材料等で構成されています。 PMIの活用により、2D図面の運用廃止や、バルーン付き図面やチェックリスト等品質検査用ドキュメントの自動生成などによる製造業務の効率化が可能になります。
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PMI(Product Manufacturing Information)
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PMO
- PMOには2種類あり、Project Management OfficeとProgram Management Officeです。 前者は、プロジェクトマネジメントの支援を行う部門や構造システムを指します。PM(Project Manager)をPMOでバックアップして、プロジェクトの成功率を上げることを狙いとします。具体的な役割としては、プロジェクト管理、システムの開発・品質向上、リソースとコストの調整・人材開発等多岐にわたりますが、目的はプロジェクトの成果の品質・納期を確保するためにPMをサポートすることです。 後者は、プログラムマネジメントを執行する組織を指します。個別プロジェクトへの成功のみならず、組織全体の最適化を果たすことを担います。具体的な役割としては、プロジェクト間の調整(資源配分等)、プロジェクトの追加・中止の意思決定、プロジェクトの監視・統制・支援等多岐にわたりますが、全てプロジェクト全体で最大効果を発揮するための最適化管理の仕事になります。 今回は、前者のProject Management Officeについて説明します。
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PMO
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