パッケージシステム

パッケージシステムとスクラッチシステム

パッケージとは、IT分野では既製品、出来合いの製品のことを指し、既に製品として完成しているシステムをパッケージシステムといいます。
一方で、ユーザーの要望に応えて一からオリジナルで構築されたシステムをスクラッチシステムといいます。
パッケージシステムとスクラッチシステムはよくスーツに例えられます。
パッケージシステムは、レディメイド、つまりは既製品のスーツであり、スクラッチシステムはフルオーダーメイドスーツです。

パッケージシステムは一般的に、「安価に導入可能」「導入までの期間が短い」「一定の品質が担保されている」といったメリットがあります。

システム開発の歴史

1990年代までのシステム開発は顧客の提示した仕様に沿ったシステムを開発するスクラッチ開発が主流でした。
しかしながら、1990年代後半になるとBPRの取り組みの強化や汎用コンピュータからパーソナルコンピュータへの移行により、ERPパッケージによるシステム開発が普及しました。ERPパッケージによるシステム開発が普及したことにより、一般的な企業では一から構築するものではなくパッケージされたシステムを買うものになりました。
そして、昨今では「慢性的なIT人材の不足」、「DXの推進」、「開発コストの低減」などを受け、最小限のプログラミングで開発するローコード(low-code)開発や、プログラミングを一切行わないノーコード(no-code)開発が行われるようになりました。