ビジネス用語集
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インダストリー4.0(Industry 4.0)
- インダストリー4.0とは、2011年にドイツ政府が提唱した産業政策です。別名「第四次産業革命」とも呼ばれ、デジタル技術を活用して製造業にイノベーションを起こす概念を指します。従来の製造業の生産プロセスに、データの活用や人工知能、IoT等のデジタル技術を組み合わせることで、生産性や他社との競争力を向上させるといったメリットがあります。製造業で使われることを想定とした産業向けIoTプラットフォームや、ERPシステムが次々と登場した背景には、製造業の変革を目指す動きがあると言えます。
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インダストリー4.0(Industry 4.0)
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OODA(ウーダ)
- OODA(ウーダ)とは、意思決定に関する考え方のことであり、Observe(観察)・Orient(状況判断)・Decide(意志決定)・Act(実行)の頭文字を取った造語です。このステップを繰り返すことがOODAループです。OODAループの特徴は、それぞれの観察・状況判断・決定・実行を素早く何度も行う、という点にあります。何が起こるのか予測を立てることが困難な時代、いわゆるVUCA時代においては、目まぐるしく変わる状況を的確に把握・判断して柔軟な対応をすることが重要です。
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OODA(ウーダ)
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ウォーターフォール/アジャイル
- ウォーターフォールとは ウォーターフォール(Waterfall)とは、「滝」を意味する英単語であり、決められた工程を上流から下流に遂行していく開発モデルです。 従来の要件定義 → 設計 → 製造 → テストの順番で作業する開発手法は、ウォーターフォールモデルと呼ばれています。 ウォーターフォールモデルは、1970年に発表された論文がもとになったと言われており、従来の開発手法と比較して、スケジュール管理のしやすさや品質を担保できる点が評価され、現在でも多くの現場で採用されている開発手法です。 アジャイルとは アジャイル(Agile)とは、「素早い」、「機敏な」という意味です。 アジャイル開発は、システムやソフトウェアの開発手法の一つであり、小単位でシステムを区切り、実装とテストを繰り返すため、従来の開発手法と比較してスピーディに開発を進められます。 「開発期間が短い」「手戻り作業のリスクが抑えられる」といったメリットがあります。
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ウォーターフォール/アジャイル
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AI(人口知能)
- AI(Artificial Intelligence)とは、コンピューターに代表される、機械が人間の知覚や思考能力を模倣し、学習・推論・認識・理解・その他の知的行動を自動的に行うことで、様々な作業を人間に代わって実行できる技術です。日本語では「人工知能」と訳されます。 AIの中でも、特に学習済みのデータの中から適切な回答を探して提示する性質を持つAIのことを「ナレッジベースAI」と呼びます。
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AI(人口知能)
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API
- API(Application Programming Interface)とは、あるソフトウェアから別のソフトウェアの機能を共有できる仕組みのことです。 IT用語でのインターフェースとは、「異なる2つを繋ぐ機器」のことを指しており、APIとはソフトウェア・インターフェースの1つです。 自社のサービスをAPIとして公開することで外部からの利用が可能になり、他社システムと連携することで拡大していく経済圏のことををAPIエコノミーといいます。
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API
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営業改革
- 営業改革とは、自社の業績向上のために営業部門の在り方を見直し、営業体制・組織を変更することです。 企業は常に外部環境の変化に柔軟に対応し、組織の体制や構造を変えることによって、継続的に成長していく必要があります。その中でも営業部門は、短期的な売上目標達成の責任を負い、クライアントの意向により売上・収益が左右される部門であるがゆえに、企業の中でも保守的な部門だと言われています。したがって、営業部門の改革においては売上・利益・生産性などを厳しく管理しても思うような効果は上がりません。営業戦略の構築からはじまり、道具・体制・推進の三要素を揃えて営業改革に取り組む必要があります。
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営業改革
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S&OP
- S&OPとは、Sales and Operations Planningのことで、販売・生産・調達を全体最適の観点から計画・実績管理することで、経営意思決定を速やかに行う手法です。SCP(Supply Chain Planning)との違いは、SCPが主に物量をベースに販売・生産・調達の最適化を行うのに対して、S&OPは物量に対する金額をベースに経営成績(利益)をより直接的に管理することでサプライチェーン全体を最適化する手法となります。
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S&OP
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SAP S/4HANA
- SAP S/4HANAとは、SAP社のERPソリューションの一つで、現在日本で2,000社以上が導入している「SAP ERP」の後継となる最新のERPです。2027年12月にSAP ERPの保守サポートが終了すること(2027年問題)を受けて、新しいERPであるSAP S/4HANAへの移行が急速に進んでいます。 SAP S/4HANAは、複雑化し続ける現代のビジネス環境に対応するため、従来のERPの延長線上ではなく、全く新しいアーキテクチャーで再構築された次世代のERPソリューションです。
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SAP S/4HANA
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SAP(エス・エー・ピー)
- SAPとは、1972年にドイツで設立されたソフトウェア会社です。正式名称は「SAP SE」です。ガートナー社が発表した「Market Share Analysis:Supply Chain Management Software, Worldwide, 2020」によると、SAP SEはサプライチェーン・マネジメント・ソフトウェアの収益において、世界シェアNo.1を誇っています。 また、SAP社が提供するERPのことを「SAP」と呼ぶ場合もあります。SAP社はERPの他にも、CRM、BI、SaaS型サービス、PaaS型サービスなどのERPを支える業務ソリューションやシステム基盤を提供しています。
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SAP(エス・エー・ピー)
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エスディージーズ(SDGs)
- SDGsとは、Sustainable Development Goals の略称で、2015年に開催された国連持続可能な開発サミットにおいて、加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている国際目標のことです。日本では「持続可能な開発目標」と訳されています。SDGsは、2030年までに持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するための17の目標と169のターゲットで構成されています。さらに、ターゲットの達成状況を測るための201の指標が存在します。
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エスディージーズ(SDGs)
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