ビジネス用語集
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コンカレント開発
- コンカレント開発とは、製品開発工程において、複数部門の業務を同時並行で実施し、開発期間短縮・効率化を図る手法です。 業務の初期工程(フロント)に負荷をかけ(ローディング)、今まで後工程で行っていた製造部門(調達・生産技術・品質保証)の業務を前倒し、設計部門と密に連携を取りながら開発をして進めていきます。
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コンカレント開発
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CPQ(Configure Price Quote)
- CPQとは、Configure Price Quoteの略で、「Configure:顧客が要求する製品構成や製品仕様を決定する」、「Price:製品構成、仕様に基づいて価格を決定する」、「Quote:顧客への見積もり金額を決定する」機能の総称名です。属人化しやすく営業経験がものをいう業務を標準化し、営業の即戦力化を狙ったり、見積もりの透明性や品質を上げるとともに契約までのリードタイムを短縮することで、商談機会の受注確度を向上させたりするなど、マーケティングプロセスの最終段階の商談プロセスを強化、変革することを狙いとしています。
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CPQ(Configure Price Quote)
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コンポーザブルERP
- コンポーザブルERPとは、複数の細かい機能部品をレゴブロックのように組み合わせて必要機能群を表現するERPのシステムモデルです。ガートナー社が2020年に提案しました。 従来の単一巨大なERPとの対比的な概念となります。
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コンポーザブルERP
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サーキュラーエコノミー
- サーキュラーエコノミーとは、「循環経済」のことであり、資源の循環的かつ効率的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を目指す経済社会活動を意味しています。 従来までは、線形経済と言われる大量生産・大量消費・大量廃棄の一方通行の経済、すなわち調達、生産、消費、廃棄といった流れが一方向の経済システムが基本となっていました。しかしながら、廃棄物量の増加をはじめとした環境問題の深刻化が臨界点を迎えつつあり、このままでは世界経済全体として早晩立ち行かなくなるおそれから、循環経済への転換が必要不可欠となっています。 循環経済に向けた取り組みの例として、再生材などの環境配慮型素材の積極利用や、生産工程・計画の最適化による生産ロス・廃棄ロスの削減、中古品のリユースやカスケード利用、製品自主回収等を通じたリサイクルの推進などがあります。類似の取り組みとして「3R(Reduce:減らす・Reuse:再利用する・Recycle:リサイクル)」がありますが、元々サーキュラーエコノミーは、それまで日本が推進してきた環境活動である3Rを、循環性と収益性を両立する新しいビジネスモデルの広がりを踏まえ、持続可能な経済活動として捉え直したものです。すなわち、目的と範囲が両者の大きな違いであり、3Rが「環境対策」を目的とし、かつ「個別の活動」として局所的に捉えていたのに対し、サーキュラーエコノミーは持続可能性も備えた「経済活動」を目的とし、また「社会全体としてのシステム」として大局的に捉えています。
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サーキュラーエコノミー
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XaaS
- XaaS(ザース)とは、X as a Serviceの略で、コンピューター資源をインターネット経由で提供・利用するクラウドサービスの総称です。XaaSのXは未知数を意味し、この部分に様々な文字が入ることを示しています。 下記SaaS・PaaS・IaaS・IPaaSのほかにも、NaaS(Network as a Service:ネットワーク関連技術)、CaaS(Communication as a Service:TV会議/Web会議などのコミュニケーション関連技術)等があります。 ほかにEaaS(Everything as a Service)ともいいます。
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XaaS
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S-BOM(サービス部品表)
- S-BOMとは、Service Bill of Material の略で、保守部品表のことを指します。 製品販売後のアフターサービスにおいて利用する部品表です。保守販売部品の識別や交換周期などが管理可能です。顧客ごとのS-BOMを個別に管理することで、保守や修理の履歴まで管理することが可能となります。
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S-BOM(サービス部品表)
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最適地生産
- 最適地生産とは、複数の生産拠点を保持する企業において、どの生産拠点でどの製品を生産するのが当該企業にとって一番良いか決定することおよび新しい地域に新しい生産拠点を構築することです。 製造業におけるグローバルな調達・生産・販売が拡大する中で、他社に対するコスト競争力を保つことや安定供給は必須事項となっています。 そのためには、どの製品を、どの拠点で調達・生産(・販売)するのが最適なのか、グローバルの視点で需要予測・販売計画等に応じてタイムリーに比較・選定できる事が求められます。 各企業においては、シミュレーションを通して製品1個あたりの原価を算出し、拠点間で比較することで、調達・生産・物流・販売までを含めたトータルの原価情報をもとに生産拠点を選定したり、生産拠点の統合・移管といった事業の意思決定判断に資する情報として活用する例も多くなっています。
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最適地生産
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Side-by-Side開発
- Side-by-Side開発とは、ERPパッケージを導入する際に、ERP標準機能で対応できない業務要件をシステムにて実現するためには追加開発(=アドオン開発)が必要となります。 その追加開発をERPパッケージの実行基盤とは別の基盤にて行うことを「Side-by-Side開発」と呼びます。 対立する概念として、ERPパッケージ内部に開発を行う「In-App開発」という開発手法が存在します。 (In-App開発の詳細については、用語集「In-App開発」参照)
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Side-by-Side開発
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サイバー保険
- サイバー保険(総務省:サイバーセキュリティ保険)とは、情報漏洩やサイバー攻撃などの企業が業務を遂行する上で被る可能性のあるサイバーセキュリティリスクを起因とした様々な損害を補償する保険のことを言います。サイバーセキュリティリスクやサイバー事故によって第三者が被った損害の補償やその対処費用、自社の損失などを包括的に補償します。 近年、情報技術の発展によって、多くの企業でコンピューターを使用して業務を行い、情報を管理できるようになった一方、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃などが年々巧妙かつ増加するようになりました。また、コンピューターで情報を管理する上では、その厳格な情報管理が求められるようになりました。これを受けて、様々なサイバーセキュリティリスクから企業の利益を守るためにサイバー保険がつくられ、近年その必要性が高まっています。
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サイバー保険
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財務3表マネジメント(P/L、B/S、C/F)
- 企業の経営状況を知るためには財務3表の読み解き・理解が欠かせません。ですが、実際に財務3表を読み解くとどのようなことがわかるのか、そもそも何処をどの様に見ればいいのか、分からない人も多いのではないでしょうか。今回は財務3表の構成要素や繋がりについて紹介します。
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財務3表マネジメント(P/L、B/S、C/F)
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