ビジネス用語集
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XaaS
- XaaS(ザース)とは、X as a Serviceの略で、コンピューター資源をインターネット経由で提供・利用するクラウドサービスの総称です。XaaSのXは未知数を意味し、この部分に様々な文字が入ることを示しています。 下記SaaS・PaaS・IaaS・IPaaSのほかにも、NaaS(Network as a Service:ネットワーク関連技術)、CaaS(Communication as a Service:TV会議/Web会議などのコミュニケーション関連技術)等があります。 ほかにEaaS(Everything as a Service)ともいいます。
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XaaS
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S-BOM(サービス部品表)
- S-BOMとは、Service Bill of Material の略で、保守部品表のことを指します。 製品販売後のアフターサービスにおいて利用する部品表です。保守販売部品の識別や交換周期などが管理可能です。顧客ごとのS-BOMを個別に管理することで、保守や修理の履歴まで管理することが可能となります。
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S-BOM(サービス部品表)
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最適地生産
- 最適地生産とは、複数の生産拠点を保持する企業において、どの生産拠点でどの製品を生産するのが当該企業にとって一番良いか決定することおよび新しい地域に新しい生産拠点を構築することです。 製造業におけるグローバルな調達・生産・販売が拡大する中で、他社に対するコスト競争力を保つことや安定供給は必須事項となっています。 そのためには、どの製品を、どの拠点で調達・生産(・販売)するのが最適なのか、グローバルの視点で需要予測・販売計画等に応じてタイムリーに比較・選定できる事が求められます。 各企業においては、シミュレーションを通して製品1個あたりの原価を算出し、拠点間で比較することで、調達・生産・物流・販売までを含めたトータルの原価情報をもとに生産拠点を選定したり、生産拠点の統合・移管といった事業の意思決定判断に資する情報として活用する例も多くなっています。
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最適地生産
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Side-by-Side開発
- Side-by-Side開発とは、ERPパッケージを導入する際に、ERP標準機能で対応できない業務要件をシステムにて実現するためには追加開発(=アドオン開発)が必要となります。 その追加開発をERPパッケージの実行基盤とは別の基盤にて行うことを「Side-by-Side開発」と呼びます。 対立する概念として、ERPパッケージ内部に開発を行う「In-App開発」という開発手法が存在します。 (In-App開発の詳細については、用語集「In-App開発」参照)
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Side-by-Side開発
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サイバー保険
- サイバー保険(総務省:サイバーセキュリティ保険)とは、情報漏洩やサイバー攻撃などの企業が業務を遂行する上で被る可能性のあるサイバーセキュリティリスクを起因とした様々な損害を補償する保険のことを言います。サイバーセキュリティリスクやサイバー事故によって第三者が被った損害の補償やその対処費用、自社の損失などを包括的に補償します。 近年、情報技術の発展によって、多くの企業でコンピューターを使用して業務を行い、情報を管理できるようになった一方、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃などが年々巧妙かつ増加するようになりました。また、コンピューターで情報を管理する上では、その厳格な情報管理が求められるようになりました。これを受けて、様々なサイバーセキュリティリスクから企業の利益を守るためにサイバー保険がつくられ、近年その必要性が高まっています。
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サイバー保険
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財務3表マネジメント(P/L、B/S、C/F)
- 企業の経営状況を知るためには財務3表の読み解き・理解が欠かせません。ですが、実際に財務3表を読み解くとどのようなことがわかるのか、そもそも何処をどの様に見ればいいのか、分からない人も多いのではないでしょうか。今回は財務3表の構成要素や繋がりについて紹介します。
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財務3表マネジメント(P/L、B/S、C/F)
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サクセッションプログラム
- サクセッションプランとは事業継承者(後継者)を育成するための計画のことです。2015年施行のコーポレートガバナンス・コードには、「取締役会は、会社の目指すところ(経営理念等)や具体的な経営戦略を踏まえ、最高経営責任者等の後継者の計画(プランニング)について適切に監督を行うべきである。」と定められ、重要性が高まっています。 実際のサクセッションプランでは、事業継承者として必要な知見や能力を定義し、事業継承候補者にその知見・能力の習得、さらには事業継承候補者が不足している場合には外部登用含め、事業継承候補者の充足を図ります。事業継承候補者を人財プールとしてその充足度・準備率を計画的に高めていくために、単なる幹部候補者に対する研修だけでなく、組織的な人財プールへのノミネート・選抜型研修・アセスメント・タフアサインを考慮した戦略的なポジション配置等を統合的に行うサクセッションプログラムとしてマネジメントしていくことが重要です。 サクセッションプランを広義の意味で解釈する場合、事業後継者という会社トップのみならず、経営幹部候補としての重要ポスト(執行役員、その候補となる部長職)の後継者育成として拡大的に実践することも有効です。
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サクセッションプログラム
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SASE
- SASE(サシー)とは、Secure Access Service Edgeの略称で、2019年に米国の調査会社Gartnerが提唱したネットワークセキュリティモデルです。 従来のセキュリティ対策は、ペリメータ(境界)セキュリティという、ファイアウォールやプロキシーなどを利用し、社内ネットワークとインターネットで行われる通信を監視・制御するというものでした。 しかしながら、現在ではユーザーがさまざまなロケーションからアクセスしたり、クラウド上でアプリケーションを実施したりするようになり、守るべきものが境界の外にあるという状況になり、従来の境界型セキュリティでは対応できなくなっています。そこで、企業のIT環境において、ネットワーク機能とネットワークセキュリティの機能をまとめて1つの製品として提供する新しいセキュリティプラットフォームとしてSASEが登場しました。 SASEは、CASB(Cloud Access Security Broker)、SWG(Secure Web Gateway)、ZTNA(Zero Trust Network Access)、SD-WAN(Software Defined Wide Area Network)、FWaaS(Firewall as a Service)という5つのサービスから構成されています。 メリット SASEには以下のようなメリットがあります。 セキュリティの強化:ゼロトラストの実現やセキュリティポリシーの統一ができます。 パフォーマンス向上:ネットワークの経路がシンプルになるため、アクセス遅延が低減します。 コスト削減:ハードウェアやバージョンアップの作業が最小限で済むようになります。 生産性向上:いつでも、どこからでもアクセス可能になります。
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SASE
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サステナビリティ
- サステナビリティ(Sustainability)とは、環境・社会・経済の持続可能性に配慮した企業・事業活動を行っていくことで、企業・事業自体の持続可能性を担保・向上していこうとする考え方や姿勢を指します。 類似の用語として「CSR(企業の社会的責任)」がありますが、サステナビリティとの大きな違いはその対象です。サステナビリティが環境・社会・経済の持続可能性に重点を置いているのに対して、CSRは企業・事業自体の持続可能性に重点を置いています。このため、CSRではステークホルダーとの適切な関係の構築・維持を目的として、製品の安心・安全の確保や、健康で働きやすい職場環境の整備、社内外に対する情報開示、法令の遵守といった責任が含まれるほか、BCPをはじめとした企業・事業のリスクマネジメントも含まれ、比較的広範な対応が求められます。
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サステナビリティ
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SX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)
- SXとは、Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の略称で、企業が長期的な「持続可能性」を重視した経営に方向転換することです。 企業が稼ぐ力とESG(環境、社会、ガバナンス)を両立できるように企業経営を変革していくことを指します。
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SX(サスティナビリティ・トランスフォーメーション)
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