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生産管理

生産管理とは

生産管理とは、経営計画及び販売計画に従って生産活動を計画し、組織し、資源(資材・設備・要員等)を統制する総合的な管理活動を指します。
製造業における生産は、原材料や材料などの資材の調達から、製造ラインの設備の確保、作業員の配置、資材の供給、生産活動など様々な業務で構成されています。このような生産は生産計画に基づいて適切にコントロールされています。多くの製造業では専門の生産管理部門を設けて、生産全体を統制します。さらに、需給と供給のバランスを考えながら最適化し、最大限の利益を確保するために複雑な生産管理を実施しています。

生産管理の主要機能

  1. 需要予測:受注オーダーの実績や現在の販売計画をもとに、製品レベルでの需要量の予測を行う。
  2. 受注・出荷管理:顧客からの問い合わせに応じるとともに、受注を受け、納期に併せて出荷指示を行う。
  3. 生産計画:見込み・受注オーダーに基づき、工場の能力を勘案した製品レベルの生産計画(日程)を作成する。
  4. 資材計画:生産計画をもとに、組立品、部品及び原材料についての、所要量計画を作成する。
  5. 部品表管理:親製品の製造に必要な子部品、製造工程順などの情報を、最新の状態で管理・提供する。
  6. 在庫管理(原材料、部品、仕掛品、製品):製品、購買品の入出庫を管理し、必要なものがどこにいくつあるのか情報を提供する。
  7. 購買・外注管理:取引先、外注先に生産内示・発注を行い、同時に取引先、外注先の能力チェックを行う。
  8. 製造指令・工程管理:生産計画に基づき、各工程の負荷調整を行い、作業指示及び進捗・品質管理を行う。
  9. 受入・検収管理:発注されたオーダーに対して納期管理を行い、その実績を把握し、購買・外注管理に情報を提供する。
  10. 品質管理:工程検査、受入検査などをもとに不良分析や、製品・顧客別のクレーム管理を行う。
  11. 原価管理:現場で入力された情報をもとに、経営意思決定や、販売価格の決定に有用な原価情報を提供する。

生産管理の課題

製造リードタイム(L/T)の短縮

企業の生産活動を適正化し、利潤を最大化するためには、資源を投入してから製品を完成させ出荷するまでの製造リードタイムを短縮化し、必要なものを必要な数だけ必要なタイミングで生産することができるようにすることが重要となります。そのためには、各工程の作業効率を高めて作業時間を短くするとともに、処理能力の異なるボトルネックとなる工程の発見・改善や要員配置の流動化、多能工化、生産方式の見直し、段取りや治具の見直し、ムダ取りなどの現場改善など、絶え間ない改善活動を実施しています。

DX化・データ化

工場の生産効率と品質を高めていくためには、生産領域についてもデジタル化への取り組みが急速に進んでいます。製造IoTといった工程のリアルタイム情報把握・活用から、ロボットによる自動化、生産工程のデジタルツイン化(バーチャル化)など様々な取り組みが採用されています。
また、経営に必要なデータの70%は工場にあると言われており、タイムリー且つ手間を掛けずに製造に関連する様々な情報をデータ化して収集し、製造部門を超えて経営層はもとより設計部門や営業・物流部門と共有することで経営効率を高める取り組みも進んできています。

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