数百社超のグループ経理業務改革
レイヤーズ・コンサルティングの、大手総合金融サービス企業におけるコングロマリット企業の経理業務改革に関する支援事例を紹介します。数百社超のグループ会社を抱える中、経理部門のミッション・ガバナンス方針の策定からグループ横串での体制構築までをご支援しました。
◆ この事例のポイント
- 課題:連結の修正仕訳が多発し、経理を集約したシェアードサービスも旧来業務のままで機能していなかった。
- 対応:経理部門のミッション・ガバナンス方針を策定し、グループ横串での統制体制を提案した。
- 成果:修正仕訳が激減し決算日程が短縮され、経理子会社の組織体制刷新も実現した。
クライアントが抱えていた課題
グループ・グローバル化の進展、事業領域の拡大に伴い、配下に数百を超えるグループ会社を抱える状況となりました。
そのような状況において、連結決算上、多数の修正仕訳処理に追われ、決算日程がひっ迫する事態となりました。
他方、経理機能については、各事業子会社にいた経理部門の人員を経理子会社に集めてシェアードサービスセンターとしていたが、事業子会社にいた時と同じ仕事を経理子会社で実施しているような状態で、シェアードサービスとしての効果が発揮できていませんでした。
上記課題に対し、①グループ会社に対する統制強化、②内部統制の強化、③修正仕訳削減、④決算日程短縮、⑤経理人員・業務の効率化の実現に向けた経理業務改革が求められました。
レイヤーズのアプローチ
経理部門としてのミッションとガバナンスを確保するための変革方針をまとめるところからスタートしました。
経理部門の責任を明確にし、各事業体に対し横串を通すことでグループ経理ガバナンスを確保できる体制づくりを提案し、経営の健全な発展に寄与できる経理集団の構築の一助としました。
【図1】アプローチ方法
成果と顧客満足
経理の横串が通ったことでグループ会社および連結決算上の修正仕訳が激減し、決算日程の短縮に貢献できました。
また、業務処理標準化、グループ会社の統制レベル設定により、計数管理ガバナンスの強化(コントローラー機能の強化)が図られました。
経理子会社の組織体制も刷新され、経営トップ支援強化および業務パフォーマンス向上が実現しました。
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