ROICを起点としたKGI/KPIマネジメント構築
レイヤーズ・コンサルティングの、大手精密機器メーカーにおけるKPI管理に関する支援事例を紹介します。海外製造拠点の管理手法がバラバラで報告業務が肥大化していた中、ROICを頂点としたKGI/KPIストラクチャーを構築し、レポーティングの速さや効率性の向上を実現した事例です。
◆ この事例のポイント
- 課題:海外製造拠点の管理手法がバラバラで、データマネジメントや報告業務が肥大化していた。
- 対応:ROICを頂点にKGI/KPIストラクチャーを構築し、現場KPIとダッシュボードを整備した。
- 成果:財務目標と現場KPIがつながり、レポーティングの速さや効率性が向上し高い評価を得た。
クライアントが抱えていた課題
海外製造拠点に対して、月次で収集するデータについては標準化を進めており、P/Lや原価情報は既に管理できていました。しかし、結果のみを収集しているに過ぎず、なぜそうなったのかということについては、データできちんと説明できない状態でした。
また、各製造拠点内の管理手法については、拠点ごとにバラバラになっており、確固たる型がなく、その結果、本部から拠点に対して随時様々な問い合わせがなされ、データマネジメント、報告業務が肥大化する事態に陥っていました。
レイヤーズのアプローチ
本部として確固たる思想に基づいた「型(KGI/KPIストラクチャー)」を構築し、各種指標の整理・集約を実施しました。
ストラクチャー構築にあたっては、ROICを頂点としてブレイクダウンすることで、現場KPIまでをひも付けました。
「KGIとひも付いた現場KPIの見える化」に加え、「KGIシミュレーションによる将来予測」の2軸で検討することで、現状の悪さをいち早く捉えた改善活動の迅速化と改善効果を把握した全体感を持った改革を両輪で実現しました。
【図1】アプローチ方法
成果と顧客満足
ROICという財務視点での目標値とそこからKGI/KPIストラクチャーにより現場のKPIをつなぐことができるようになりました。
また、ダッシュボードによる見える化によって、これまで手作業で様々なレポートを作成していた業務がなくなり、様々なユーザーが同じ情報にアクセスできるようになりました。これにより、レポーティングの速さや効率性が向上し、お客様に高い評価をいただきました。
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