ケーススタディ
老舗食品メーカーにおける外部環境・複数シナリオを活用したデジタル管理会計
レイヤーズ・コンサルティングの、老舗食品メーカーにおけるデジタル管理会計に関する支援事例を紹介します。基幹系システム入れ替えに伴い天候情報等を用いた計画策定・着地見込み管理の強化が求められた中、P/L・B/S・C/Fが連動する経営計画システムを構築し、高精度な経営計画の策定を実現した事例です。
クライアント
老舗食品メーカーN社
業種
食品
従業員数
1,001~5,000名
この事例のポイント
- 課題:基幹系システムの入れ替えにあたり、天候情報等を用いた計画策定・着地見込み管理の強化が求められた。
- 対応:販売・生産・購買計画からP/L・B/S・C/Fが連動する経営計画システムを構築した。
- 成果:スピーディかつ高精度な経営計画を策定でき、経営会議での活用など経営層にも好評だった。
クライアントが抱えていた課題
会計や生産、販売、購買などの基幹系情報システムの入れ替えの際に、単なる実績系だけではなく、天候情報・POSデータ等を用いた計画策定・着地見込み管理を強化したいとの強いトップニーズがありました。
レイヤーズのアプローチ
販売・生産・購買計画の情報を元に、P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)、C/F(キャッシュ・フロー計算書)が連動して自動的に作成できるシステム=経営計画システムを構築しました。中期経営計画・予算・先行管理(着地見込み管理)の強化を目指しました。
計画作成段階と実際の外部環境が同様である可能性は極めて低いです。想定される気象条件、景況、各種施策等、計画作成時のシミュレーション機能だけでなく、外部環境の変動要因にしたがって予測・計画を複数シナリオ化し、実績比較時は外部環境に従って対比する計画シナリオを選択可能としました。
また、計画策定時の仮説(計画前提)をデータベース化しました。計画実績比較時に仮説検証の工程を組み込み、シナリオの仮説はどうであったのか等、検証を元にこれからの施策についての議論ができるようにしました。
【図1】アプローチ方法
成果と顧客満足
スピーディかつ高精度な経営計画が策定できるようになりました。
複数シナリオ・仮説検証データベースも日々の施策検討に活用いただいています。
また、経営計画の3表が物量計画と連動して複数シナリオでシミュレーションできるシステムは、経営会議中でも活用され、経営層にも非常に好評でした。
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