ビジネス用語集
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サブスクリプション
- サブスクリプションとは、顧客が月々や年々ごとに定額料金を支払うことで、自身のライフスタイルに合わせた商品やサービスを一定期間利用・享受できるというビジネスモデルを指します。一般的に、動画・音楽配信サービスや食品・食材の定期宅配、家具や洋服のレンタルサービスなどが挙げられ、顧客の購買行動の多様化やデジタルテクノロジーの発展という背景から、近年急速に普及が進んでいるビジネスモデルの一つです。 類似の用語として「定額料金サービス」があります。商品サービスの利用に対して一定期間、定額料金を支払うという点では似ていますが、定額料金サービスは、新聞や雑誌の定期購読のように単一の料金プランで商品サービスを提供するのに対し、サブスクリプションサービスでは、顧客の目的や利用局面に合わせた幅広い料金プランやオプションなどを用意し、顧客ニーズを満たすサービスを提供します。
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サブスクリプション
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サプライチェーンマネジメント(SCM)
- サプライチェーンとは、メーカーなどの事業者から消費者に向けて製品やサービスが届くまでの間に、原材料や部品の調達から、製造、物流・販売といった供給までの一連機能の連携・連鎖を意味します。サプライチェーンマネジメント(SCM)とは、この供給連鎖を計画~実行までトータルに管理し、商品やサービスの供給を最適化する経営手法を指します。
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サプライチェーンマネジメント(SCM)
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CRM/SFA
- CRMとは、「Customer Relationship Management(顧客関係管理)」の略で、データベースにて顧客情報を管理する経営システムです。 SFAとは、「Sales Force Automation(営業活動自動化)」の略で、顧客情報を元にした営業ノウハウの蓄積や営業活動の効率化のための営業システムです。 一般的にどの企業でも顧客情報をデータベースとして記録しています。しかし、記録している情報が例えば顧客会社名、担当者名などの顧客概要情報のみでは、顧客情報の一覧化は行えたとしても、顧客情報の活用(顧客の調査・分析を行い、顧客育成や購買に繋げる行動)は行えません。そこで、CRMを使用することで、顧客の購買目的や購買志向の顧客情報をデータベース化(顧客の見える化)し、購買機会の創出や顧客満足度の向上に繋げることができます。 これまでの営業活動では、営業の勘や経験など属人的に営業活動を行っていました。その結果、営業の育成不足や辞職による顧客情報未共有が発生しました。そこで、SFAを使用することで、組織全体での顧客情報の可視化、営業情報の一元管理を行うことができ、営業の効率化・成果向上を狙うことができます。 このように、CRMとSFAは顧客情報を取り扱うシステムではあるものの、使用目的やアウトプット・機能が異なります。しかし最近では、CRMとSFAを統合した製品も多く登場し、その境界線は曖昧になりつつあります。
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CRM/SFA
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CRMシステム
- CRMとは、Customer Relationship Managementの略称で、顧客管理または顧客関係管理という意味です。企業が顧客の情報の収集や分析を行い、顧客に応じたきめ細かい対応を行うことで顧客との間に長期的で良好な関係を作り上げ、顧客満足度の向上や取引関係の継続に繋げる経営手法のことです。 情報過多の現代において、顧客を知るということが非常に重要になっています。 顧客の属性情報や購買履歴に基づいた分析を行うことで最適な営業・マーケティング施策を実施することができ、顧客ロイヤリティや売上・利益の向上につながります。
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CRMシステム
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CAE(Computer Aided Engineering)
- CAEとはComputer Aided Engineeringの略称であり、製造業における開発工程において、これまで行われていた実機試作品を用いてのテストや実験に代わり、コンピューター上のデジタル情報を用いて性能・強度(衝突/落下)・熱・振動などの評価をするシステムです。
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CAE(Computer Aided Engineering)
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CX・UX
- CXとは、カスタマーエクスペリエンス(Customer Experience)の略で、顧客が商品サービスを購入する前(店舗の雰囲気や店員の接客態度など)から購入した後(アフターフォローやメンテナンスなど)までに得られる「顧客体験」の全体を指します。購入した商品・サービスそのものの利用体験だけでなく、その前後の付加価値のある心理的体験も含めてCXと呼びます。 UXとは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略で、顧客が商品・サービスの利用する際の直接的なユーザー体験(商品・サービス自体の使い勝手など)を指します。 CXの中にUXが内包されています。CXとUXは、以下の3点において違いがあります。 対象 CXは、商品・サービスそのものだけでなく店員や店舗、Webサイトなど顧客の購買行動に関するもの全てが対象となります。一方でUXは、Webサイトや電化製品などの単一の商品・サービスを対象とします。 管理組織 CXは、顧客の購買行動においてあらゆる接点が対象となるため、範囲はそれぞれの対象を管理している組織全体にまたがります。一方、UXは対象が単一のため、その対象物を管理している組織だけで進行可能です。 期間 CXは、対象や関連する組織が多岐に渡る上、常にPDCAを回し改善・向上を図る必要があるため、長期的な取り組みとなる一方、UXは、対象や組織が単一のため、短期的な取り組みになる場合が多くなっています。
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CX・UX
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CFO組織
- デジタル化が急速に進み、環境が急変している今、CFOの役割も重要性が増し、担当領域や機能が広くなっています。ここではデジタル化の時代におけるCFOの役割やCFOを基盤とした組織の在り方について説明します。
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CFO組織
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CMMI(能力成熟度モデル統合)
- CMMIとは、Capability Maturity Model Integrationの略です。能力成熟度モデル統合を意味し、組織のプロジェクトマネジメント力を5段階で評価する指標です。この指標の目的は、組織内でノウハウの共有が適切になされることと成果物の品質を安定させることにあります。主にソフトウェア開発を行う組織がプロジェクトにおけるプロセスを現状どの程度管理できているのかを評価し、その評価を踏まえて今後どのように改善していけばよいかを示しています。アプレイザーと呼ばれる資格を持った者が評価を行います。
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CMMI(能力成熟度モデル統合)
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CoE(センター・オブ・エクセレンス)
- CoEとは、センター・オブ・エクセレンス(Center of Excellence)の略で、「組織を横断する取り組みの中核となる部署や研究拠点」を意味します。もともとは大学などの研究機関で設置されていたものですが、現在ではビジネスの様々な業界で取り入れられています。業界によってCoEの意味は異なりますが、広くはトップレベルの人材やノウハウが集結した集団を指します。
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CoE(センター・オブ・エクセレンス)
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CSIRT(シーサート)/CERT(サート)
- CSIRTとは、Computer Security Incident Response Teamの略で、企業や行政機関等に設置されるインシデント(コンピューターシステムやネットワーク)に問題が発生した際に対応する組織です。 インシデント(社内の情報システムや通信ネットワークでウイルス感染や不正アクセスなど)が発生した際に、組織内の対応窓口となって被害の拡大防止や関連情報の収集・告知、再発防止策の策定などの活動を行います。また、外部のCSIRTと連携して事件・事故の被害情報やシステムの脆弱性についての情報を共有したり、一般利用者へ情報セキュリティに関する教育や啓発、広報などの活動を行ったりすることもあります。
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CSIRT(シーサート)/CERT(サート)
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