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CoE(センター・オブ・エクセレンス)

1.CoEとは

CoEとは、センター・オブ・エクセレンス(Center of Excellence)の略で、「組織を横断する取り組みの中核となる部署や研究拠点」を意味します。もともとは大学などの研究機関で設置されていたものですが、現在ではビジネスの様々な業界で取り入れられています。業界によってCoEの意味は異なりますが、広くはトップレベルの人材やノウハウが集結した集団を指します。

2.人事におけるCoE

人事領域におけるCoEとは人事機能の中心であり、採用・給与体系構築・能力開発など各分野の専門家が集い、経営的な視点から人事制度を開発する集団のことを指します。具体的には、評価制度・報酬制度など各制度の構築、研修プログラムやトレーニングの開発、人事システムの設計・開発、D&I推進、ナレッジ集約など全社的な視点を必要とする業務が多いです。
ミシガン大学のデイビッド・ウルリッチ氏が、人事組織のあり方として提唱したモデル「Three-pillar model(BP/CoE/OPE)」の3つの柱の1つでもあります。

3.CoEに求められる役割

人事領域のCoEに求められる役割は、経営戦略を元に全社的な人事制度を開発すること、またそれを現場に定着させることです。旧来型の労務管理だけに特化した人事を抜け出し、戦略的思考を持ち合わせなければならない点、また人事制度を定着させるにあたり、知識やデータを用いてBPや経営層を納得させなければならないといった点から、コンサルタント的な役割ともいえます。
また、企業によってCoEの形式は異なります。なぜなら、専門家を配置して制度設計に注力する領域は、企業の戦略ごとに異なるからです。したがって、CoEの設置は、OPEの効率化同様に、事業特性や企業文化、状況などを踏まえて進めていく必要があります。

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