ビジネス用語集
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デザインシンキング
- デザインシンキング(デザイン思考)とは、デザインにおける思考方法を転用した、ビジネス上の問題を解決するための一連のプロセスを意味します。具体的には、自社が開発した製品やサービスについて、ユーザーの視点に立ちながら潜在的なニーズを分析し、仮説を立て、プロトタイプに落とし込み、それを実際の顧客にテスト使用させることで新たな問題を発見・解決するプロセスを指します。 デザインシンキングが注目されている背景として、世界中であらゆる製品やサービスがコモディティ化していることが挙げられます。コモディティ化によって製品の機能や価格での差別化が難しくなった以上、企業は競合に対して優位に立つため、より顧客のニーズに応えることで差別化を図る必要があります。このような背景から、顧客ニーズの分析に強みを持つデザインシンキングが注目を集めています。
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デザインシンキング
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DRC(Design Rule Check)
- DRCとは、Design Rule Checkの略です。 主に半導体プロセスにおけるマスクパターンおよびプリント基板設計時に、予め決められた設計規則(Design Rule)に対する適合検証作業、もしくは検証するためのCADの機能を指します。 チェック項目が非常に多く、人が目視で検証する事は非常に困難であるため、近年はCADの機能で実施することが大半です。
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DRC(Design Rule Check)
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DR(デザインレビュー)
- DRとは、Design Review(デザインレビュー)の略です。 設計書や図面などの成果物を、営業・企画・購買・品質保証・製造など複数の参加者で評価し、製品開発プロセスの節目で次のステップに進むべきか判断する活動のことです。 DRは、品質・コスト・納期を担保することが目的となります。
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DR(デザインレビュー)
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DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)
- DRBFMとは、Design Review Based on Failure Modeの略です。 製品開発の機能・性能において、事前に変化点やそれに対する懸念点を洗い出し、対策等に抜け漏れがないのか事前検証を行い、懸念点を潰しこむ手法のことをいいます。
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DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)
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デジタルエンジニアリング
- デジタルエンジニアリングとは、「ものづくりのプロセスで作り出されたデジタルデータで、社内、社外(サプライヤー、販売店、顧客等)をつなぎ、 全体最適エンジニアリングチェーンを構築すること」で、 設計力強化(コスト削減や品質向上、リードタイム短縮)を目指すものです。従来の人づて情報収集、図面や紙のアナログ情報、情報のバケツリレーや情報伝言ゲームの廃止・撲滅が期待されます。
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デジタルエンジニアリング
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デジタルガバナンス・コード
- デジタルガバナンス・コードとは、経済産業省が取りまとめる、Society5.0に向けて経営者が企業価値向上のために実践すべき事柄のことです。 「Society5.0」とは、サイバー空間とフィジカル空間が高度に融合され、経済発展と社会課題の解決を両立する新たな社会のことです。 第5期科学技術基本計画において日本の目指すべき姿として初めて提唱されました。 「デジタルガバナンス・コード」では、時代の変化の中で持続的な企業価値の向上を図るために重要なこととして、以下の3つが挙げられています。 ITシステムとビジネスを一体的に捉え、新たな価値創造に向けた戦略を描いていくこと ビジネスの持続性確保のため、IT システムについて技術的負債となることを防ぎ、計画的なパフォーマンス向上を図っていくこと 必要な変革を行うため、IT 部門、DX 部門、事業部門、経営企画部門など組織横断的に取り組むこと 日本国内において、DXの取り組みが遅れているという現状があります。そのような背景の中、企業価値向上に向けて、経営者の指針となるのがデジタルガバナンス・コードです。 デジタルガバナンス・コードは、以下の4つの柱から構成されています。 1.ビジョン・ビジネスモデル 2.戦略 2-1.組織づくり・人材・企業文化に関する方策 2-2.ITシステム・デジタル技術活用環境の整備に関する方策 3.成果と重要な成果指標 4.ガバナンスシステム
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デジタルガバナンス・コード
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デジタル空間統計
- デジタル空間統計とは、携帯電話ネットワークのデータを利用して作成される人口統計情報です。NTTドコモ、ソフトバンクグループ、KDDIなどが提供しています。 NTTドコモのモバイル空間統計では、地域、年齢、性別、居住エリア別の1時間ごとの人口統計情報を分析することができます。また、個人が識別可能な情報は除去されているため、プライバシーにも配慮されています。なお、人口統計情報のサービス内容は、サービス提供者によりそれぞれ相違があります。
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デジタル空間統計
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デジタル資産管理
- デジタル資産管理とは、テキスト、画像、動画などのコンテンツをプラットフォームで一元管理することです。 あらゆるデジタル資産が1か所に保管されることで、業務効率化や生産性向上につながります。
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デジタル資産管理
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デジタル戦略
- デジタル戦略とは、ITテクノロジーを使用してビジネスパフォーマンスを向上させることで、DX戦略とも呼ばれています。デジタル戦略には2つのパターンがあります。1つ目は、組織がテクノロジーによって新たに競争力を獲得するための方向性の確定(概念的)、2つ目は、1つ目を達成させる戦略の確定(具現的)です。
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デジタル戦略
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デジタルツイン
- デジタルツインとは、フィジカル空間(現実空間)の情報をIoTなどを活用して、ほぼリアルタイムでサイバー空間に送り、サイバー空間内にフィジカル空間の環境を再現することを言います。サイバー空間上で再現することにより、フィジカル空間の監視や解析、またはシミュレーションを行うことができます。
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デジタルツイン
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