ビジネス用語集
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カスタマージャーニー
- カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを知り、購入・利用意向をもって実際に購入・利用するまで、また、利用後に廃棄するまでに、顧客が辿る一連の体験を「旅」に例えたものです。カスタマージャーニーを地図(マップ)にすることで、顧客との接点を最適化するマーケティング施策につなげることができます。 主要メディアがテレビ、雑誌、新聞しかなかった時代には、ペルソナを設定し、顧客とのタッチポイントを想定するだけで顧客の行動を把握できましたが、現在では、WebサイトやSNSなどのオンラインチャネルも含めたマルチチャネル/オムニチャネル化が進み、チャネルが複層化・複雑化したことで、顧客の行動を把握することが非常に困難になっています。一方で、テクノロジーの進展により、ビッグデータとして取得・分析できるデータが飛躍的に拡大したことで、顧客行動をより精緻に把握できるようになりました。これによって「顧客」から「個客」を捉えることができるようになり、「個客」に対するマーケティング施策を打つことができるようになります。 顧客のタッチポイントごとに、顧客の行動・思考・感情に着目して見える化することで、そのタイミングに応じた情報やアクションを設計することができるようになります。カスタマージャーニーを設計することは、顧客起点で発想し、プロセスを再構築するための出発点になると言えます。
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カスタマージャーニー
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CVI(Customer Value Index)
- CVI(Customer Value Index)とは、部品群ごとに顧客価値(お客様に価値を与える機能)を定義し、コストとの相関をみることで、「原低余地の分析/改善」「新部品の目標設定」を推進する、原価企画の武器となるツールです。 CVIの2つの定義 機能部品 仕様/スペックに基づき顧客価値を定義できる部品 加工部品 仕様としての顧客価値を定義できない部品(その部品が存在すること自体が価値になる)
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CVI(Customer Value Index)
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仮想化
- 仮想化とは、ソフトウェアを用いた抽象化によって、ハードウェアの「分割」や「統合」を可能とする技術です。「分割」とは、1つのハードウェアを複数のハードウェアであるかのように見せかけることです。逆に「統合」とは、複数のハードウェアを1つのハードウェアであるかのように見せかけることです。 似た概念として「クラウド」がありますが、「クラウド」は仮想化によって実現されるサービスのことを指します。クラウドサービスにとって、仮想化は必要不可欠な技術となっています。 このページでは、以下の仮想化について説明します。 サーバー デスクトップ ストレージ ネットワーク
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仮想化
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GRC(GRCS)
- GRCとは、「ガバナンス(Governance)・リスク(Risk)・コンプライアンス(Compliance)」の略であり、独立した3つの概念を統合的に全社統一で管理することで、効率的な企業経営を手助けするリスク管理のフレームワークです。 一般的に、Governanceとは、企業方針等を徹底し、組織としての目標を策定・達成する仕組みです。また、Riskとは、企業運営上のリスクを把握・管理する仕組み、Complianceとは、企業内での法規制・社内規定を準拠しているかの管理を行う仕組みです。GRCに取り組む事により企業内のリスク管理のレベルを向上させることができます。
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GRC(GRCS)
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環境マネジメントシステム(EMS)
- EMSとは、環境マネジメントシステム(Environmental Management System)の略で、環境省によると、「企業や組織が運営や経営の中で、環境保全に関する取り組みを進めるためのマネジメントシステムであり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組んでいくための、体制や手続き・制度等」と定義されています。 EMSには、企業や組織のマネジメントシステムを評価する、外部機関が定めた規格が存在します。そうした規格に基づいたマネジメントシステムを導入し、また外部機関からの認証を受けることで、企業・組織独自のマネジメントシステムに比べ、より効果的なものにできるとともに、社会的な評価を獲得できます。 代表的なEMSの規格には、環境省が策定した日本独自の認証規格である「エコアクション21」や、国際標準化機構(ISO)が策定した国際規格である「ISO14001」があります。特に、「ISO14001」は官公庁の入札などで評価基準となるため、多くの企業が取得しているEMS規格となります。
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環境マネジメントシステム(EMS)
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機械学習
- 機械学習とは、「ML(Machine Learning)」とも呼ばれる、AIを実現するためのデータ分析技術の1つで、データから、コンピュータシステムが自動で「学習」し、データの背景にあるルールやパターンを学習する方法です。 機械学習の代表的な分析手法にディープラーニングがあります。 人工知能(AI)においては、現在まで、ブームと冬の時代が繰り返し起こってきました。 1950年代後半〜1960年代:第一次人工知能ブーム コンピューターで「探索」と「推論」を行い、特定の問題に対する解を提示できるようになりました。 複雑な問題を解くことができないことが明らかになり、冬の時代を迎えました。 1980年代:第二次人工知能ブーム コンピューターに「知識」を与えると、実用可能な水準に達することを利用し、エキスパートシステム(専門家の代わりに特定の分野においてアドバイスや診断を行うコンピューターシステム)が多く作られました。 しかしながら、コンピューターに与える情報を人間が準備する必要があり、必要となる情報すべてを用意することは困難であったため、再び冬の時代を迎えました。 2000年代〜現在まで:第三次人工知能ブーム「機械学習」 2000年代以降、コンピューターシステム自身が知識を獲得する機械学習が実用化されました。 その後、ディープラーニングと呼ばれる、学習データの「特徴量(判断基準)」自体を人工知能が自ら習得する方法が登場したことで、再び注目を集めています。
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機械学習
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キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)改善/キャッシュフロー改善
- 事業を継続的に行うためには、利益を追求するだけでなく、キャッシュ(資金)を適切に管理することが非常に重要になります。利益を上げることができていたとしても、キャッシュを回収することができていない状態が続けば、倒産してしまう可能性があります。このように、利益はプラスであるにも関わらず、キャッシュがマイナスであることで支払等が間に合わず、倒産してしまうことを黒字倒産と言います。黒字倒産を防ぐためには、キャッシュフローを意識して経営を行わなければなりません。
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キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)改善/キャッシュフロー改善
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CAM(Computer Aided Manufacturing)
- CAMとは、Computer Aided Manufacturingの略称であり、製品の製造のために、CADで作成したデータ(形状、加工条件、公差 等)を入力し、装置(工作機械 等)の加工用NCプログラム生成を自動化し、生産準備をミスなく効率化するシステムを指します。
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CAM(Computer Aided Manufacturing)
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業務改革
- 近年、働き方改革やビジネス環境の変化によって、業務改革(BPR)というワードがよく使われるようになりました。変化していく時代に、企業は大きな改革をせざるを得ない状況になっています。既存の業務プロセスから脱し、新たに構築する業務改革が注目を浴びているのです。
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業務改革
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クラウド
- クラウドとは、クラウドコンピューティング(Cloud Computing)の略称であり、サーバーやソフトウェアなどを使用者の管理する施設内に設置せずに、インターネット経由でサービスを利用することを指します。 一方で、サーバーやソフトウェアなどを使用者の管理する施設内で設置して運用することをオンプレミス(on-premises)と呼びます。
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クラウド
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