デジタルマーケティング

1.デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、Webサイトやメール、SNSなどの「デジタルチャネル」を活用するとともに、そこで得られた「デジタルデータ」に基づいて行われるマーケティング手法を指します。代表的な例としては、Webサイトのバナー広告やメルマガなどがあります。
類似の用語として「Webマーケティング」がありますが、WebマーケティングがチャネルをWebサイトに限定しているのに対して、デジタルマーケティングはWebサイト以外にも、メールやスマホアプリ、SNSなどを含めた全てのデジタルチャネルを対象としている点で異なります。

2.デジタルマーケティングに取り組む意義

デジタルという新たなチャネルを活用することにより、従来のアナログマーケティングと異なる、新たな顧客接点を確立できるようになると同時に、デジタルという新たなテクノロジーを活用することでマーケティングのあり方をより高度化・効率化することが可能となります。

  1. 【新たな顧客接点の確立】 顧客のデジタルシフトへの対応
    スマホ・タブレットの普及や、新型コロナウイルス感染症の影響等により、顧客の情報収集・購買行動は、急速にデジタルシフトしてきています。顧客接点としてデジタルチャネルを確立することで、新たな顧客にアプローチできるようになる事もさることながら、既存顧客との接点維持においても、マーケティングチャネルとしてのデジタルは、今や必要不可欠な状況となっています。
  2. 【マーケティングの高度化】 顧客ごとにパーソナライズ化したマーケティング
    デジタルチャネルを活用することにより、顧客の行動履歴や購買履歴などのデジタルデータを詳細に収集することが可能になります。これらのデジタルデータに基づいて顧客ごとのニーズや嗜好をより精緻に把握できるとともに、それらに合わせて顧客ごとに最適化(=パーソナライズ化)された、より精度が高いマーケティングを行うことができます。パーソナライズ化の代表的な例としては、ECサイトにおけるレコメンドやターゲティング広告などがあります。
  3. 【マーケティングの効率化】 オートメーション化されたマーケティング
    従来まで、各顧客に人手でメールを配信するなど、手動で行っていたマーケティングですが、デジタルツールとして、「マーケティングオートメーション」や「コンテンツマネジメントシステム」を活用することにより、顧客のデジタル上での行動や購買をトリガーとして自動でメール配信や広告表示を行うといったことが可能になりました。マーケティングは、その業務を大幅に自動化することが可能になり、より低コストで実施できるようになりました。

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