重工業メーカーにおけるマトリクス経営管理

クライアントが抱えていた課題

グループ会社ごとに経理方針がバラバラであり、かつ個社会計システム間での集計に時間がかかるため、複数会社をまたぐ事業別、プロジェクト(SBU)別の収益性、安全性、資源配分をタイムリーに評価できないという経営課題がありました。
そのために、組織軸とSBU軸での経営管理システムを構築する必要がありました。

レイヤーズのアプローチ

各事業の事業特性や将来的な事業拡大、各組織(親会社、子会社)の事業上の位置づけ、事業部と子会社の関係等を考慮して、組織マネジメント方針、SBUマネジメント方針を定義し、それに基づき組織別3表マネジメントとSBU別3表マネジメントができる経営管理システムを構築しました。

【図1】アプローチ方法

成果と顧客満足

新しいグループ経営基盤が構築され、組織単位での業績管理、SBU単位での業績管理がスムーズに行えるようになりました。また、単品別の収益性は確実に月次で把握、次の課題である経営実態との把握・突合に集中することができました。

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