ビジネス用語集
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リアルタイムマネジメント
- リアルタイムマネジメントとは、従来のPDCAサイクルをリアルタイムで回し、緊急事態や異常事態にリアルタイムで対応していくマネジメント手法です。 リアルタイムマネジメントに求められること では、リアルタイムマネジメントはどのような状況において求められるのでしょうか。リアルタイムマネジメントとは名前のとおり、リアルタイムで分析を実施し、分析の結果異常等が発生した場合、その時の状況に応じて対応を行うというマネジメント手法です。つまり、その場その場に応じての対応が必要になり、リアルタイムで管理できるシステムや基盤環境が必要ということです。リアルタイムマネジメントにおいては、業務量が予測より多い場合にはサポート要請や残業の実施、業務量が予測より少ない場合には休憩時間の増加、早退・任意休等その場に応じた対応を行うことで従業員の負荷を減らすことが可能です。
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リアルタイムマネジメント
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リカーリング
- リカーリングとは、もともと英語で、「繰り返す」・「循環する」という意味ですが、ビジネス用語としては、リカーリング・レベニュー(=継続収益)を得ることを目的とした、ストックビジネスを意味します。 ストックビジネスには、「リカーリング」・「サブスクリプション」の大きく2つの種類がありますが、サービス提供や課金の形態が大きな違いです。具体的には、「サブスクリプション」が定額制で、かつ利用する商品・サービスを、一定の範囲内で顧客が任意に選ぶモデルであるのに対して、「リカーリング」は従量制であり、母体となる本体機器・コアサービスを提供し、その後、消耗品等の付属・付随する商品もしくはサービスを顧客が消費した量によって課金額が定まるモデルです。代表的な例として、プリンター(プリンター本体とインク)やゲーム機(ゲーム機本体とソフト)があります。
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リカーリング
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リソースアグリケーション
- リソースアグリケーションとは、太陽光発電等により各地で分散発電された電力(リソース)を集約・制御(アグリケーション)することで、需給バランス調整用の1つのエネルギーシステムとして活用しようとする取り組みを指します。これは分散したリソースをあたかも一つの発電所のように機能させることから、仮想発電所(VPP:Virtual Power Plant)とも呼ばれています。
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リソースアグリケーション
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リモートワーク
- リモートワークとは、remote workと表記され、会社から離れた場所で仕事をすることと意味づけられています。同じ意味を持つ言葉としてテレワーク(tele work)という言葉も世に浸透しており、テレワークは厚生労働省により「ICT技術を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」と定義されています。厳密にはテレワークではフレックス制(一定期間についてあらかじめ決められた総労働時間の範囲内で始業や終業の時間を労働者が自由に決められる制度)の導入も定義付けられていますが、現状日本ではどちらも「会社から離れた場所で勤務する」という意味で、ほぼ同義語として扱われています。 日本にリモートワークが導入されたきっかけ コロナ禍において外出自粛が余儀なくされ、働き方のひとつとして採用している企業が多いリモートワークですが、日本に初めてリモートワークが導入されたのは1984年に日本電気(NEC)が吉祥寺にサテライトオフィスをつくったことがきっかけとされています。サテライトオフィスとは、企業や団体の本社・本拠から離れた場所に設置されたオフィスのことで、NECは当時六本木に本社を置いていましたが、社員の出勤の負担を減らすため本社から少し離れた郊外にサテライトオフィスを構えました。これが日本にリモートワークが導入された最初の事例です。
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リモートワーク
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量子コンピューター
- 量子コンピューターとは、より高い処理能力を実現するため、量子力学において「重ね合わせ」、「量子もつれ」と呼ばれる量子の2つの性質を利用して演算を行うコンピューターです。
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量子コンピューター
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レジリエンス(resilience)
- レジリエンス(resilience)とは、困難・苦境などからの「回復力」や、変形された物が元の形に戻る「復元力」「弾力(性)」という意味です。元々は、物理学や生態学の分野で使用されていた概念ですが、心理学や社会学などの人文科学の分野に広がり、個人や組織がストレスや困難な状況に対して回復力を持つ能力を指す言葉として使われています。ビジネスの分野における「レジリエンス」は、企業が困難や危機に直面したときに、それを乗り越えて回復し、さらには成長する能力を指します。企業が競争優位性を維持し、持続可能な成長を達成するための重要な要素として近年注目を浴びています。
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レジリエンス(resilience)
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ローコード/ノーコード
- ローコード(low-code)とは、従来のプログラミングでは必須となるソースコードをほとんど記述することなく開発作業を行う手法や、それを支えるツールのことです。 一方、ノーコード(no-code)とは、ソースコードを一切記述することなくシステム構築を行う手法や、それを支えるツールのことです。 両者の違いは、ソースコードの記述量にあり、ローコードは必要最低限のソースコードを記述するのに対して、ノーコードとはソースコードを一切記述しない開発手法です。 なお、従来の開発手法であるソースコードを記述するスクラッチ開発は、ローコード/ソースコードと対比して「プロコード」と呼ばれています。 ローコード/ノーコードと従来の開発手法であるスクラッチ開発との違いは、システムの拡張性です。 ローコード/ノーコードは、プログラミング作業を大幅に簡略化することで、生産性の向上、コスト削減、エンジニアの技術ハードルを下げられます。
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ローコード/ノーコード
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RPA(ロボティックプロセスオートメーション)
- RPAとは、ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)の略で、パソコンやアプリケーションを利用する定型的な業務プロセスや作業を人に代わり、ロボットによって自動化することで生産性を向上させるための技術のことです。ロボットといっても倉庫や工場で自動搬送したり、溶接・加工や部品組み立てを行ったりするようなハードウェアではなく、システム内で動作するソフトウェアのロボットがルール化されたプロセス、作業を人に代わって実行するものです。
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RPA(ロボティックプロセスオートメーション)
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WC(作業区)
- WCとは、Work centerの略で、生産現場の工場にて実際にものをつくる作業を行う場所を指します。 生産管理において、作業指示はWCに対して出され、作業実績もこの単位でまとめられます。Work centerを「作業場」と呼び、一連の作業場を括る単位として、「作業区(Area)」ということもあります。
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WC(作業区)
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1DCAE
- 1DCAEとは、1D Computer Aided Engineeringの略です。製品構造をブロック図で表現し、計算式を用いながら目標性能に対して必要な設計仕様を算出します。解析モデルを用いたCAEに比べ、即座に結果を把握できるため、何度もブロック図を修正しながらシミュレーションが可能となります。
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1DCAE
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