見える化

見える化とは、企業の経営・業務状況に関して、特に計画に対する進捗・達成状況や現状の問題・リスク状況について、現状見えていないものを、見える状態にする取り組みを指します。
見える化の対象としては、企業の財務状況や顧客状況、業務の実行状況、人員・体制の状況等があり、これら対象の中でも見える化する具体例としては、市場規模・シェアや顧客ニーズ、営業パイプライン、人員のエンゲージメント、スキル・能力の各状況があります。
元々、見える化という言葉が最初に登場したのは、トヨタ自動車の岡本 渉 氏が発表した『生産保全活動の実態の見える化』という論文であり、生産ラインにおける異常を知らせるためのアンドン(ランプ)方式が、生産現場における「見える化」の原点となっています。類似の用語として「可視化」がありますが、大きな違いは、取り組みの継続性であり、「可視化」が一時的・臨時的に見える状態にする取り組みであるのに対して、「見える化」は、システム等により仕組み化することで、継続的・恒常的に見える状態にする取り組みです。

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